去る者は追わず来る者は拒まずの男性、つまり好きだけど追わない男性とのお付き合いはなかなかしんどいもの。「本当に私のことを好きなの?」「私のことをどう思っているの?」と彼女を不安にさせた挙句、別れを切り出されても追ってきません。
じゃあ、好きじゃなかったのか…といえば、それも誤解です。彼氏側は「彼女のことを好き」なんです。
好きだけど追わない男なのだ
そこで今回は、好きなくせに追わない、女性に執着しない男性の本音と心理を深掘り。その繊細な心情の一方で、ズルい男の打算が見え隠れする現実を解説します。
そんな男性を好きになって、恋愛で追わせるためのコツ・アプローチ方法もまとめました。明日からすぐ、試せるやり方ばかりです!
好きだけど追わない男の本音とは?傷つきたくないから追わない?
昭和世代の人やら、バブル期を知っているオッサンたちと話していると、判で押したように「恋愛は男がリードすれ」「好きな女には当たって砕けろ」と言われますが(もちろん一杯飲んでます)、あはは、何だそれ。
寝言は寝ながら言ってください
恋愛において男性が追わない理由には、単なる無関心ではなく、実は深い思いや複雑な心理が隠されている。彼女を好きだけど追わない男の本音を理解れば、あなたの恋愛の不安は必ず解消されるはずです。
じゃ、詳しく解説します!
相手の迷惑になりたくない
好きだけど追わない男の最も多い心理は、相手への気遣いです。先日、こんな相談がありました。ある男性は職場の女性と付き合っていましたが、彼女が昇進のための資格試験の準備で忙しそうだったため、全然カップルらしいことをできずにいました。
本当に付き合っているのかい?
「LINEを送って勉強の邪魔をしたくない」「デートに誘って時間を奪ってはいけない」。そんな思いから、距離を置いていたのです。実は、こうした事例は珍しくありません。特に30代以降の男性は、相手の生活や仕事を第一に考える傾向が強いのです。
好きだけど追わない男性の中には、「この人の人生の邪魔をしたくない」という深い思いやりを持っている人が実に多いのです。例えば、別の相談者は看護師の女性に好意を持っていましたが、不規則な勤務体制を気遣って、連絡を最小限に抑えていました。「休憩時間に既読がついても、返信に気を使わせたくない」という配慮からです。
ただし、これが逆効果になることも。相手の女性からすれば「私のことを好きじゃないのかな」と不安になってしまう原因になります。実は適度な連絡や誘いは、相手にとってむしろ嬉しいものなのです。
キモイ男だと思われたくない
現代社会では、過度な追求行動が「ストーカー」として問題視されることが多くなっています。そのため、好きだけど追わない男性の中には、自分のアプローチが相手にとって不快なものになることを極度に警戒する人が増えています。
僕たち、傷つきたくないのです
ある男性は、好きな女性に週に1回程度しかLINEを送れないと話していました。「既読無視されたらキモいと思われそう」「返信が遅いときに重ねて送ると、しつこい男だと思われそう」という不安から、最小限のコミュニケーションに留めているそうです。
別のケースでは、SNSで「重い男」と呼ばれることを極度に恐れるあまり、好きな女性との自然な会話さえできなくなってしまった男性もいました。「いいね」を押すタイミングや回数まで気にして、本来の自分を出せなくなっていたのです。
このように、好きだけど追わない男性の多くは、現代のSNS社会特有の不安を抱えています。「既読スルー」「未読無視、察しろ」といった言葉に過敏になり、積極的なアプローチを避けてしまうのです。
フラれて傷つきたくない
過去の失恋経験から、好きだけど追わない男性になるケースも少なくありません。以前、こんな相談を受けました。学生時代に真剣に付き合っていた彼女に「重すぎる」と言われて振られた経験を持つ男性が、その後の恋愛で極端に慎重になってしまったのです。
トラウマなんですよ
「また同じように傷つきたくない」という気持ちから、好きな女性がいても積極的なアプローチができなくなってしまいました。「告白のタイミングを逃して友達止まり」「気持ちを伝えられないまま社内恋愛が終わる」といった経験を重ねるうちに、ますます消極的になっていったそうです。
好きだけど追わない男性の中には、このように過去のトラウマを抱えている人も多いのです。ある男性は「高校時代の告白で玉砕して以来、好きな子ができても何もできなくなった」と打ち明けてくれました。一度の失敗が、その後の恋愛スタイルを大きく変えてしまうこともあるのです。
彼女に振り回されたくない
好きだけど追わない男性の中には、仕事や趣味など、自分の生活を大切にしたい人も増えています。ある経営者の男性はこう語っていました。「好きな人はいるけど、恋愛に時間を取られすぎるのは避けたい。会社の成長期だから」
メンヘラに引っかかったら人生詰む
特に30代以降の男性には、恋愛よりもキャリアを優先したい人が多いのです。ある士業の男性は、「資格の勉強に集中したいから、好きな人とは適度な距離感を保っている」と話していました。めんどくさいもんね。
また、趣味に打ち込みたい男性も珍しくない。「週末は釣りに行きたいから、デートの予定で縛られたくない」という声も。好きだけど追わない男性の中には、恋愛至上主義ではない、バランス感覚を持った人も多いのです。
好きな気持ちはあるが正直めんどくさい
現代社会では、恋愛に積極的になれない男性も増えています。好きだけど追わない男性の中には、純粋に恋愛そのものに疲れを感じている人もいます。ある30代のエンジニアはこう話していました。
結婚と子作りはイケメンだけやればよくない?
「好きな人はいるけど、デートの段取りを考えたり、常にLINEのやり取りを続けたりするのが正直しんどい。仕事で精一杯で、恋愛に使えるエネルギーが残っていない」
別の男性は「マッチングアプリで何人かと会ったけど、毎回一から関係を築くのが疲れた」と打ち明けていました。そのため、職場の好きな人とも、あえて距離を置いているとのこと。
このように、好きだけど追わない男性の中には、現代社会特有の疲れを抱えている人も少なくありません。それをさ、男ならズンズン行け!ってバカじゃないのかと思うよね。
好きだけど追わない男の男性心理は?~女性を追わない恋愛をする理由
好きだけど追わない男性心理の真実、知りたくはありませんか?
あえて、女性を追わない恋愛をする理由
仮に「別れよう」と言ったとしても、「そっか…」で終わり。淡白。好きだけど追わない男性の存在に、戸惑いや不安を感じている方も多いはずです。今回は、私のカウンセラー経験を基に、その男性心理と向き合い方について解説しましょう。
好きすぎて狂いそうな心理
先日、こんな相談を受けました。「彼と二人きりになると、胸が締め付けられそうで…」と話す男性。好きだけど追わない男性の多くは、実は相手への想いが強すぎるからこそ、距離を置いてしまうのです。
好きすぎて狂いそうな男性心理
壊れるほど愛しても1/3も伝わらない。
「好きな人からLINEが来ると、返信に30分は悩んでしまいます」「デートの約束を取り付けたい気持ちはあるのに、断られる不安で声が出ません」。こういった声をよく耳にします。相手のことを考えすぎるあまり、行動に移せない。むしろ、愛情が深いからこそ、慎重になりすぎてしまうのです。
私の相談室では、そんな男性たちが本音を語ってくれます。「好きすぎて、どう接していいか分からなくなる」「失敗したくない気持ちが強すぎて、何もできない」。表面的な余裕は、実は必死に感情をコントロールしようとした結果なのです。
追いかけて失敗した経験がトラウマ
「以前、全力で想いを伝えた女性に、『重い』と言われてしまって…」。好きだけど追わない男性の中には、過去の失敗体験がトラウマになっている人が数多くいます。
追いかけてくんな、キモイ!と罵倒されて気持ちよかった過去
ある30代の男性は、学生時代に好きな人へ毎日のようにメールを送っていましたが、それが逆効果となり、相手から完全に避けられるようになってしまいました。それ以来、女性との距離感に過度に敏感になり、積極的なアプローチができなくなったと話してくれました。哀しいね。
「一度の失敗で、自分の気持ちの伝え方が分からなくなった」「また同じ失敗をしたくない」。こうした経験から、好意を持っているにもかかわらず、慎重になりすぎてしまうのです。
自己肯定感が低く自信を持てない心理
「僕なんかが付き合っても、彼女を幸せにできないのでは…」。好きだけど追わない男性の中には、自己肯定感の低さから行動を躊躇する人も少なくありません。
そしてその予感はあながちハズレではない
仕事で成功を収めていても、プライベートでは自信が持てないという男性もいます。「外見に自信がない」「たぶん足が臭いとバレてる」「もっと魅力的な男性がいるはず」。こうした思い込みが、積極的なアプローチを妨げているのです。
相談室では、実は魅力的な要素をたくさん持っているのに、それに気づいていない男性に多く出会います。趣味や仕事での実績、優しい性格など、素敵な部分がたくさんあるのに、自分では認識できていないのです。そして足が臭いなら緑茶で洗うと良いよ(実体験)。
素直になれない天邪鬼な男性心理
「好きな気持ちは確かにあるけど、素直になりたくない」。好きだけど追わない男性の中には、プライドの高さから素直になれない人もいます。
見つめ合うと~素直に~おしゃべりできない
ある男性は、職場の好きな女性と二人きりになる機会があっても、わざと仕事の話題だけで終始していました。「本当は個人的な話もしたかったけど、それを認めたくなかった」と後から打ち明けてくれました。マジで素直になった方がいいよ?
これは男性特有の心理で、弱みを見せたくない、相手に気持ちを支配されたくないという想いから生まれます。結果として、好意を抱いているにもかかわらず、冷静を装ってしまうのです。
彼女の気持ちをコントロールしたい心理(モラハラ男)
注意が必要なのは、意図的に追わない恋愛テクニックを使う男性の存在です。好きだけど追わない男性の中には、相手の不安な気持ちを利用して関係性をコントロールしようとする人もいます。
知能が高い系のモラハラ男がこれをやる
「女性は追えば追うほど離れていく」「不安にさせた方が、相手は自分に執着する」。こうした考えから、計画的に距離を置く男性がいるのです。SNSの既読無視や連絡頻度の意図的な調整など、駆け引きの手段として「追わない」という選択をする場合もあります。
私の経験上、このようなテクニックを使う人は、実は自己中心的で支配欲が強い傾向にあります。一時的に効果があるように見えても、健全な関係性は築けないでしょう。相手の気持ちを本当に大切にする人は、こうした手段は選びません。
人間関係において、誰かを不安にさせることで自分の存在価値を確認しようとする行為は、モラルハラスメントの一種です。このような関係性に気づいたら、真摯に向き合って考え直す必要があります。
好きだけど追わない男が彼氏だったら?執着しない男を追わせる方法はコレ!
恋愛相談の現場で最近特に増えているのが、好きだけど追わない男性との関係に悩む女性からの相談です。寂しくてつい「別れよう」と言ったら、「さいですか」と別れることになってしまった…と。
簡単に「別れよう」って言う方が問題だろうよ
だが一見冷たく見える態度の裏には、実は深い愛情や信頼関係を大切にする価値観が隠れています。恋愛経験の豊富な私から見ると(嘘じゃないです)、むしろこういった男性との関係は、長期的にとても安定した幸せな関係になっていくケースが多いのです。
でもね、執着しない男を追わせる方法は必須です。
LINEする頻度をコントロールする(強弱つける)
好きだけど追わない男性との関係で、最も重要になってくるのがLINEのコントロールです。先日、ある女性から「彼からの連絡が少なくて不安です」という相談を受けました。確かに、気になる人からの連絡が少ないと不安になるのは当然です。でも、ここで大切なのは、むしろその間隔を活用することなのです。
強弱をつけよう
例えば、平日は1日1回程度の短めの会話に留め、週末にじっくりと会話を楽しむ。また、彼が忙しそうな時は「お仕事頑張ってください!」と一言だけ送って、返信を求めないメッセージを送るのも効果的です。このように強弱をつけることで、かえって彼の方から「どうしてる?」という連絡が来るようになります。
実際に、ある相談者は「毎日5回以上やり取りしていた連絡を3日に1回程度に減らしたら、逆に彼から『最近元気?』って連絡が来るようになりました」と報告してくれました。LINE依存から脱却することで、関係性が大きく改善したのです。
たっぷりと愛情表現する
好きだけど追わない男性は、実は繊細で奥深い感性を持っているケースが多いのです。ある30代の男性クライアントは「相手からの素直な愛情表現が、自分の心を開くきっかけになった」と語ってくれました。
バケツに溢れんばかりの愛情表現を
大切なのは、押しつけがましくない自然な愛情表現です。「今日の話し方すごく分かりやすかったね」「その考え方、私にない視点で勉強になります」といった、内面に着目した言葉かけを心がけましょう。デートの時も、相手の話にしっかりと耳を傾け、共感の言葉や表情で応えることで、自然と彼の心が開いていきます。
一方で、過度な愛情表現は逆効果です。「大好き」「会いたい」の連呼ではなく、相手の行動や言動に対する具体的な感謝や賞賛を伝えることが重要です。これにより、彼も安心して自分の気持ちを表現できるようになっていくのです。
1人の時間も楽しむ(余裕を持つ)
僕の経験則として、好きだけど追わない男性は、パートナーにも適度な独立性を求める傾向があります。恋人同士でも、お互いの時間や空間を尊重し合える関係性を大切にするのです。
1人を楽しめる人は美しい
具体的には、自分の趣味や友人との時間を大切にしながら、彼との時間も楽しむというバランスが重要です。例えば、週末は自分の趣味の教室に通い、その後で彼とディナーを楽しむ。平日は仕事に集中し、休日に思いっきり二人の時間を過ごす。このようなメリハリのある生活を送ることで、お互いの存在がより特別なものとなっていきます。
男性の内面を褒める
好きだけど追わない男性の多くは、実は内面的な承認欲求を持っています。外見的な褒め言葉よりも、その人となりや考え方、行動に対する称賛に心を動かされるのです。
かまってちゃん男のスイッチを刺激しよう
「プレゼンの準備、すごく丁寧だったね」「友達思いなところ、素敵です」といった具体的な観察に基づく褒め言葉を意識的に伝えていきましょう。これは単なるリップサービスではなく、相手の本質的な価値を認める姿勢を示すことになります。
男性の好みに寄せない(思い通りの彼女にならない)
好きだけど追わない男性が最も魅力を感じるのは、自分の価値観をしっかり持った女性です。相手の趣味に合わせすぎたり、過度に同調したりするのは、かえって関係性を薄めてしまう原因となります。
あなた色に染まっては飽きられるぞ
例えば、彼が野球好きだからといって、急に野球に詳しくなろうとする必要はありません。むしろ「私は野球はよく分からないけど、あなたの熱中している姿は素敵です」という素直な態度の方が、相手の心に響くのです。大谷翔平の話題、正直飽きるよな。
自分らしさを保ちながら、時には意見の相違も恐れずに伝える。そんな関係性を築くことで、お互いの個性を認め合える、深い絆が生まれていきます。相手の期待する理想の彼女を演じるのではなく、等身大の自分でいることが、実は最大の魅力となるのです。
好きだけど追わない男の脈ありサイン・好意があるときの行動とは?
30年以上の恋愛カウンセリングで、よくある相談の一つが「好きだけど追わない男性」についてです。
「好き」って前提なのかい
「付き合っているのに、彼からのアプローチが少なくて不安です」「脈ありなのかわからなくて、この関係を続けていいのか悩んでいます」といった声をよく耳にします。
ここでは、そんな好きだけど追わない男性の本心と確実な脈ありサインを具体的に紹介。追わない追わないと言いつつ、好意があるときの行動はバレバレ。そんな男、かわいいでしょ。
LINEは当日中に返信する
好きだけど追わない男性の特徴的な脈あり行動の一つが、LINEの返信パターンです。彼らは必ずしも即レスはしませんが、その日のうちには必ず返信をくれる傾向にあります。私のクライアントでも、「彼からの返信は遅いけど、必ず丁寧な内容が返ってくるんです」という声が多いですね。
例えば、ある30代の営業職の方は、取引先との商談中でもトイレ休憩を利用して「今、会議中だけど、また後できちんと返信するね」と一言メッセージを送ってきたとか。また、深夜のメッセージには「明日ゆっくり読ませてもらいます」と、相手を気遣う一言を添えてくる。これは相手のことを大切に思っているからこその行動です。
好きだけど追わない男性は、このように誠実なコミュニケーションを心がけます。表面的な頻繁なやり取りよりも、一つ一つのメッセージに真摯に向き合う姿勢を大切にするのです。「既読無視されてるのかな」と不安になる気持ちはわかりますが、むしろこうした余裕のある関係性が、長期的な信頼関係を築くためには重要なのです。
目が合うと固まる・目で追ってくる
好きだけど追わない男性の最も分かりやすい特徴は、視線での意思表示です。
目と目で通じ合うんだ
私の経験上、言葉や行動では控えめな男性でも、目は正直なものです。例えば、オフィスで偶然目が合うと、少し固まってしまったり、慌てて視線をそらしたりする。でも、また少しするとあなたの方を見ている。そんな仕草には、隠しきれない好意が表れています。
先日相談を受けた方のケースでは、部署の飲み会で、終始テーブルの向かいから視線を感じていたそうです。でも、席を立って話しかけてくることはない。帰り際になって初めて「おつかれさま」と声をかけてきた。これこそ、好きだけど追わない男性の典型的な行動パターンです。
人間の本能として、興味のある対象を目で追ってしまうものです。ただ、仕事関係や友人関係など、既存の関係性を壊したくないという思いから、積極的なアプローチを控えているのです。相手のことを真剣に考えているからこそ、慎重になっているとも言えます。
横並びになって歩き、距離が近い
物理的な距離感は、好きだけど追わない男性の内心を表す重要なバロメーターです。言葉では表現しなくても、自然と近くにいる状況を作り出そうとします。例えば、社内の移動時に「ちょうど同じ方向だから」と一緒に歩き出したり、ランチタイムに「この席空いてる?」とさりげなく隣に座ったり。
妙にくっついてくるぞ
特に印象的なのは、二人で歩くときの距離感です。追わないタイプの男性でも、好意がある場合は無意識のうちに横並びで歩き、肩が触れそうな絶妙な距離を保ちます。先日のクライアントは、「普段は人との距離感が広めな彼が、私と歩くときだけ近くにいるんです」と話していました。
この自然な近さは、相手への興味や親密さを示す無意識の行動です。好きだけど追わない男性は、このような控えめな形で気持ちを表現することが多いのです。大切なのは、こうした小さなサインに気づく感性を持つことかもしれません。
出張先で個人的にお土産を買ってくる
好きだけど追わない男性の特徴的な行動として、さりげない気遣いがあります。その代表例が、出張土産です。「たまたま目についたから」と言いながら、実は相手の好みを考えて選んでいるのです。
忙しい時間をやりくりして…ね
私のクライアントの一人は、こんな経験を話してくれました。彼は普段はクールな態度の上司でしたが、地方出張の際に「これ、その地域でしか手に入らない和菓子なんだけど、甘いもの好きだって言ってたよね」と、個人的にお土産をくれたそうです。職場の皆へのお土産とは別に、個人用に選んで買ってくる。これは間違いなく好意のサインです。
こうした行動は、好きだけど追わない男性の典型的な気持ちの表現方法です。直接的な愛情表現は控えめでも、相手のことを常に気にかけ、さりげない形で気持ちを伝えようとしているのです。
「オレのこと、どれくらい好き?」と聞いてくる
一見強気に見える質問ですが、実は好きだけど追わない男性の不安な内心を表しています。普段は冷静を装っていても、時折見せるこんな素直な質問には、相手への深い感情が隠されているのです。
本当に不安なんですよ
あるクライアントは、付き合って半年の彼氏からこんな質問を投げかけられたそうです。「いつも仕事が忙しくて、あまり会えないけど…オレのこと、ちゃんと好き?」と。普段は余裕のある態度で、むしろ距離を置きがちな彼が、珍しく弱い部分を見せたとのこと。
こういった質問をしてくる背景には、好きだけど追わない男性特有の心理があります。相手のことを大切に思うからこそ、押しつけがましい態度は避けたい。でも、たまに確認したくなる。その葛藤が、このような素直な言葉となって表れるのです。
このように、好きだけど追わない男性は、一見無関心に見えても、実はさまざまな形で気持ちを表現しています。見逃さないでネ。
これは逆効果!好きだけど追わない男性へやってはいけないアプローチとは?
好きだけど追わない男性の心を遠ざけてしまう行動とは?
やはり、気になりますか
「追われたい」「もっと愛情表現が欲しい」という気持ちはよく分かります。でも、その不安な気持ちから取ってしまう行動がかえって関係を冷めさせてしまうのです。ガッツいたら男は逃げていくよ。
ここでは、何だか淡白であっさりしている男性を好きになったら、やってはいけないNGなアプローチをまとめました。
気を引くために「別れる?」と言う(別れる気はないのに)
好きだけど追わない男性に振られるのが怖くて、逆に「別れる」と言ってしまう…。実は多くの女性が経験するこの行動、私のカウンセリングでも頻繁に相談を受けます。
先日も、付き合って半年のAさんから相談がありました。「彼は優しいし、一緒にいて楽しいのに、私のことをどこまで好きなのか分からなくて…。先週、思い切って『このままじゃ別れた方がいいかな』って言ってみたんです。でも彼、『そうだね、君が望むなら』って冷静に返してきて、もっと不安になってしまって…」
実はこれ、とても危険なアプローチです。なぜなら、好きだけど追わない男性の多くは、言葉の真意を見抜く力を持っているからです。むしろ、このような発言は「また脅されるのでは」という警戒心を生み、より一層距離を置かれる原因となります。
代わりに提案したいのは、素直な気持ちの共有です。「もっとあなたのことを知りたい」「私のことをどう思っているか聞きたい」という率直な対話の方が、関係性を深めるチャンスになるはずです。
わざと他の男の影をチラつかせる
「好きだけど追わない男性を追わせたい!」という思いから、SNSで他の男性との写真を投稿したり、「同僚の○○さんって素敵な人よね」と話題に出したりする方がいます。
しかし、この作戦は致命的な結果を招く可能性が高いのです。なぜなら、好きだけど追わない男性の特徴として、自尊心が高く、プライドを大切にする傾向があるからです。
私のクライアントにも、こんな経験をした方がいました。「彼を焦らせようと思って、合コンに行った写真をストーリーズに上げたんです。でも翌日から既読すらつかなくなって…。後から聞いたら、『自分を試そうとする人とは付き合えない』と思ったそうです」
このように、嫉妬を煽る作戦は、相手の信頼を完全に失うリスクがあります。代わりに、自分の魅力を自然に高めていく方が効果的です。趣味を充実させたり、仕事で成果を出したり。そういった姿に、相手は自然と惹かれていくものです。
LINEで未読無視を繰り返す
好きだけど追わない男性からのLINEに対して、意図的に返信を遅らせたり未読スルーを続けたりする方法。これも、実は大きな間違いです。
「彼も私を待たせることがあるから、同じようにしてみた」「既読がつかないと焦るはず」という狙いかもしれません。でも、余裕のある男性は、むしろこういった意図的な行動に対して冷めてしまう傾向があります。
特に好きだけど追わない男性の場合、コミュニケーションの質を重視します。駆け引きではなく、お互いを思いやる気持ちが伝わる会話を求めているのです。
実際の事例では、「未読無視されると、この人とは価値観が合わないのかもしれないと感じる」「わざとらしい態度は、関係性の成熟度を下げる」という声が多く聞かれます。
生理前に八つ当たりをする
ホルモンバランスの変化で感情が不安定になる生理前。この時期に、好きだけど追わない男性に対して感情的になってしまうケースが多々あります。
「なんでもっと連絡してくれないの?」「私のこと本当に好きなの?」といった感情的な問いかけ。これらは、一時的な気持ちの波から発せられることが多いのです。
しかし、余裕のある男性は、こういった感情的な言動に対して、むしろ冷静になる傾向があります。それは、相手への思いやりや理解が足りないと感じるからではなく、感情的なコミュニケーションが建設的な関係性を築けないと考えるからです。
代わりに、自分の体調管理をしっかりと行い、感情が不安定になりやすい時期だということを相手に伝えておくことをお勧めします。お互いを理解し合える関係性を築くための第一歩となるはずです。
遠回しすぎる愛情表現
好きだけど追わない男性に対して、遠回しな表現で気持ちを伝えようとする方も多いです。「気づいて欲しい」「察して欲しい」という思いからですが、これが逆効果になることも。
例えば、「最近忙しい?」と聞きたいことは「会いたい」だったり、「友達と食事に行ってきたよ」と言いたいことは「あなたと行きたかった」だったり。
しかし、好きだけど追わない男性の多くは、こういった遠回しな表現を好みません。むしろ、素直な気持ちの表現に心を開く傾向があります。
恋愛において、駆け引きや策略は一時的な効果はあるかもしれません。でも、長期的な信頼関係を築くためには、お互いの気持ちを素直に伝え合うことが大切です。好きだけど追わない男性との関係性を深めていくには、まず自分自身の感情と向き合い、それを適切な形で表現していく勇気が必要なのです。
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