仕事はできないけど頑張る人とは、実に厄介な存在です。あなたの職場にも、一人ぐらいはいませんか?
そんなめんどくさい男
一見すると真面目そうに見えて、頑張っている素振りを見せる。だがしかし、さっぱり仕事ができない。そんな部下や同僚に振り回されると、無駄にメンタルが削られるものです。こりゃ、参ったね。
真面目なクズ…と陰口も出てきて、職場の空気も悪くなる…。
そして友人が「真面目だけど…使えない人」本人だったら?どうアドバイスしますか?
みんなの迷惑だよ…なんて言えない
そこで今回は、仕事 できないけど 頑張る人の共通点や特徴を解説しつつ、めんどくさい心理状況にも配慮した対処法をまとめました。
「仕事はできないけど頑張る人」の共通点と特徴は?
どこの職場にも、仕事はできないけど頑張る人がいます。そしてこのタイプの人には、共通点や特徴があるものです。
一所懸命だけど仕事ができない人
仕事はできないのに「できる人」と勘違いしているヤツ、そして知ったかぶりの態度が周囲の神経を逆撫でする。
ではもっと、掘り下げて紹介しましょう!
真面目だけどミスが多い
仕事はできないけど頑張る人の特徴として、「真面目だけどミスが多い」ことは外せない。
一生懸命に取り組むが、どうにも空回り。スキルや経験不足からミスにつながりがちです。上司からの指示を真剣に受け止め、時間外残業までして頑張るのだが、成果が伴わないのが現状です。
頑張っているアピールだけは一人前
そうなのです。本人は「頑張っている」と勘違いしており、ミスに対する反省の姿勢が希薄。だから同じミスを繰り返すんだよ。どうか気づいて下さい。
そして周囲から「真面目なクズ」と揶揄されるケースも少なくありません。
仕事できないのに「できる人」と勘違いしている
仕事はできないけど頑張る人は、結構な割合で「自分はできる人」と勘違いしています。あれ、一体どうなっているのか。
認知の歪み
本人に聞いてみると、一生懸命努力していると思い込んでいます。まあ、それは事実か。
でも上司や同僚からの評価はイマイチなので、「自分はできる人なのに不当に扱われている」と開き直ってしまいます。激おこ。
めんどくさ~
要するに素直じゃないのかな。
周りからせっかくアドバイスを受けても、「自分はできる人なのにわかってもらえない」と主張する。わからないことでも、知ったかぶりの態度で応対する。
自身の能力不足を認めたくない心理が見受けられるのです。それで、仕事はできない。
自分の失敗を人のせいにする
頑張るけど成果につながらない人は、自分の失敗を人のせいにしがち。
ミスや間違いがバレたとき、上司や同僚、顧客のせいにして自身の責任を回避しようとします。
「説明が曖昧だったから」「資料が不足していたから」
そんな言い訳は聞き飽きたよ。いつも他人のせいにして反省をしてないだろうが。
そういうとこやぞ
仕事はできないけど頑張る人は、自分の行動に問題があったことを認めたがらない。開き直って言い訳を並べるのです。そんな他責の姿勢は、職場の雰囲気を悪化させる一因です。
要領が悪く無駄な作業が多い
「あの人、丁寧ですよね」
半笑いでこう言われたら、要領が悪くて無駄な作業が多いよねという意味。仕事はできないけど頑張る人の多くは、このパターンです。
いらない作業が多いのだよ
電卓で計算した数値をExcelに手入力している。
あのさ、Excelの本質を知っているのかい?表計算ソフトだぞ。
自動計算できるのだよ
手順や優先順位を理解できずに、本来不要な作業に時間を取られている。些細な業務に熱心に取り組む一方で、重要なタスクは後回しになる。効率が悪すぎるのです。その無駄な時間にも給料が発生しているのだ
わかってる?
結果的に残業が増え、上司や同僚に迷惑をかけてしまいます。そのくせ改善する気配はなく、要領を得ない状態が続きます。だって本人は、「頑張っている!」との認識ですから。
仕事を1人で抱え込む
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じぬく事
ダメになりそうな時 それが一番大事~♪
…じゃあ、ないんだよ
仕事はできないけど頑張る人は、仕事を1人で抱え込む傾向があります。上司や同僚にも相談せず、「僕がやります」の一点張り。それで最後には間に合わなくなります。あるいは不十分な完成度で放り出す。
お願い、早めに投げ出してくれ
一生懸命だけど仕事ができない人の場合、「ダメになりそうなとき」はマジで終わりの一歩手前。なのに協力を求めたりアドバイスを聞くこともなく、独断で業務を進めようとします。自分のキャパをわかってないの?
最終的には部門全体の業務に支障をきたし、チームワークを阻害する要因になっています。
頑張るは免罪符にならないよ
職場で使えない人…「仕事はできないけど頑張る人」になっている原因は?
仕事はできないけど頑張る人がそうなっている原因…とは?
頑張る人が報われず、その頑張っている人のせいで周囲が疲弊する現実。性格は悪くないのに、職場では致命的に使えない人材。
どうして、こうなる?
その原因は様々であり、本人の資質や行動パターンが大きく影響しています。コミュニケーション能力の欠如や、人間関係の構築が苦手なことも一因ですね。
では、詳しく紹介しましょう。
チームワークが苦手
仕事はできないけど頑張る人は、大抵チームワークが苦手です。自分の役割を全うできず、周囲への迷惑行為が目立ちます。
愛されキャラではない
【仕事はできないけど頑張る人の例①】
たとえば会社の製造ラインで働くAさんは、ミスが多くチームのペースを乱す存在でした。ゆっくり丁寧にやっていると本人は主張するが、その実は要領が悪いだけ。作業の流れを止め、度重なる手直しで同僚に多大な迷惑をかけている。しかしAさんは一人で作業に没頭し、周りが見えていないようでした。
チームワークを重視する職場では、このようなタイプの人材は望ましくありません。指導役を任された同僚の胃に穴が開くだけです。
人によって態度を変える
人によって態度を変えがちなのも、仕事はできないけど頑張る人あるある。「頑張っているオレはエライ」の自己認識が強く、謙虚な姿勢を重要視しません。
上司の前では謙虚な態度を見せ、部下には高圧的に振る舞うなど、八方美人のような一面があります。
【仕事はできないけど頑張る人の例②】
病棟看護師のBさんは看護師長の前では素直に聞き入る姿勢を見せますが、自分の後輩には口をとがらせ、理不尽な指示を繰り返していました。もしくは医師にはヘイコラするのに、事務のお姉さんには横柄な態度を取ります。はい、これぞお局ナース。
このような態度の変化は、信用を失う大きな原因となります。同僚からも嫌がられ、良好な人間関係を築くことが難しくなるでしょう。
努力の内容が的外れ(とんちんかん)
一生懸命だけど仕事はできない。でも頑張る人。残念ながら、高確率で的外れな努力をしています。
本人は一所懸命に取り組んでいると錯覚しているものの、現実には生産性の低い作業の繰り返しです。
努力すればイイってものじゃない
【仕事はできないけど頑張る人の例③】
営業職のDさんは、丁寧すぎる敬語でお客様に対応していました。とても努力して「お願いさせて頂いておりますが」と言うように努力しました。
重要な情報収集や顧客管理をおろそかにしており、結果が出ないのは当然のことだったのです。丁寧すぎる言葉遣いも「慇懃無礼だ」と不評でした。
自分の無駄な行動に気づけずに、ただひたすらハードワークを続けているだけ。それは意味がないでしょう。
そして、「お願いさせて頂いておりますが」という言葉遣いもズレてますね。二重敬語です。いや、それ以上かな。
真面目だが柔軟性がない(応用がきかない)
仕事はできないけど頑張る人は、真面目ではあっても柔軟性がない。四角四面で杓子定規。ガチガチ石頭で、応用がきかないのが特徴です。
頑固一徹・星一徹
決まりきった作業であれば、その通り手を抜かずにこなせる。でも状況の変化に対応するのが苦手です。AIに負けそうです。
【仕事はできないけど頑張る人の例④】
受付窓口で勤務するEさんは、業務マニュアルに沿って、常に真面目に取り組んでいました。でも少し状況が変わると、もう全然対応できない。オヤジギャグを連発する顧客にも、一切の反応をせずにスルー。ニコリともしないからオジサン泣いちゃうよ。
Eさんは柔軟性を欠いていたため、マニュアル以外のことには対応できなかったのです。
オジサンが「おそロシア」と言うなら、「おソ連な」。「しっこー猶予」と言うなら、「尿意、ドン」とトイレに向かわせれば解決なのに。
指示待ち人間になっている
仕事はできないけど頑張る人には、指示待ち人間も多く紛れ込んでいます。自分で考えることなく、常に上司の指示を待っています。
自分の頭で考えてほしい
【仕事はできないけど頑張る人の例⑤】
僕の後輩Fさんは、ルーティンワークや指示された業務は真面目に取り組みます。文句も言わないで集中して頑張る。でもそれ以外のことはしません。自分で新しい提案をするとか、業務改善のアイディアを出すとか、そんなことはしません。ただ「無」。
自発的に動けずに上司の指図を待つ姿勢は、最終的に仕事ができないことに直結。悪気はないけど、周囲をイラつかせるのだなあ。パートじゃなくて社員なのに。
真面目なのに…「仕事はできないけど頑張る人」への対処法と魔法の言葉
職場に「仕事はできないけど頑張る人」がいても、邪険にするのは得策じゃないです。人手不足なのだから、代わりは簡単に見つかりません。
対処法を紹介します
彼らは一所懸命に取り組んでいるものの、努力の方向が間違っている。それを是正できれば、「真面目なクズ」評価はかなり軽減されるはずです。そのきっかけとなる魔法の言葉もどうぞ。
本人のタスクと優先順位を部署内で共有する
仕事はできないけど頑張る人には、チーム全体で関わるのが効率的です。まずは、本人のタスクと優先順位を部署内で共有しましょう。
指導役ひとりに重荷を負わせない
その人の仕事ぶりや課題を共有し、みんなで協力してフォローしていく必要があります。期限に遅れがちなスタッフなら、上司・先輩から早めに声をかけ、スケジュール管理を助言するようにします。
部署全体で本人の動きを気にかけ、問題が発生する前に手を差し伸べる。僕としては監視社会に見えてゾッとするけど、一生懸命に頑張るピュアな人には効果があります。新人ちゃんとか。
全体像を見せてから作業を割り振る
細かい作業を任せる前に、業務の全体像を丁寧に説明する。これも、仕事はできないけど頑張る人への対処法です。
要領の悪い人は、目の前のことしか見ていない例がすごく多いから。
木を見て森を見ず
なぜその仕事が必要なのか、どのような流れで進めるべきなのか。これを具体的に伝えてから、個別の役割を割り振るようにしましょう。
ある会社ではプロジェクトの概要を詳しく説明し、全員で理解を共有してから各自の担当を決めています。このように全体像の把握を徹底することで、無駄な作業を減らすことができるのです。
3つ褒めてから、改善点を1つ指摘する
厳しい指摘のみでは逆効果になりかねません。
仕事はできないけど頑張る人には、プライドが高い人が多い。「自分は一生懸命にやっている」と自負があるし、周囲がアホだから自分は報われないと考えているケースさえあります。
変に刺激するとめんどくさい
そこで良い点を3つ挙げてから、1つの改善点を伝えるのがコツです。
ある上司は、「資料の見た目が綺麗で分かりやすい」「締切前に完成して素晴らしい」「フォントが独特で目を引く」などと褒めた上で、「だけど計算が間違っているからやり直し」と丁寧に指導しています。
こんな資料を作って仕事を舐めてんのか、オイなどと、率直な感想はグッと飲み込んでいました。
上司は辛いね
このように、まずは本人のがんばりを認め、次に改善すべき点を1点指摘する方法が有効です。
「やり方はお任せします!でも進捗状況を朝に教えてください」
仕事はできないけど頑張る人に対しては、ある程度の自由度を持たせることもアリです。あえてのギャンブル。こんな魔法の言葉をどうぞ。
「やり方はお任せしますが、進捗状況を毎朝報告してください」
もちろん、完全フリーでお任せなんて無理。だけど管理しようとすると、プンとふて腐れるのが真面目なクズです。プライドは高いからね。
そこで承認欲求を満たしつつ、上司が状況を把握できるようにするのがポイントです。
上司の度量も問われる
部下に裁量権を与えながらも、定期的な報告は義務づける。裁量権と報連相がトレードオフの関係。え、何それ、全然信用されていないじゃんと冷笑する者がいなければ、仕事はできないけど頑張る人も、そして職場のみんなも気分よく過ごせます。
自主性を尊重しつつ、サポートの糸口を残しておくことが、「仕事はできないけど頑張る人」を伸ばすコツなのです。
「この仕事は、あなたしか出来ないと思います(だがらお願い!)」
業務管理をシステム化しても、周囲のみんなで生暖かくフォローしても、状況が全然改善しない時はどうするか。
最後の手段は、仕事はできないけど頑張る人の心情に訴えかけることです。
「この仕事は、あなたしか出来ないと思います(だがらお願い!)」
本人の自信とやる気を召喚
ある社員に対して、上司がこの言葉を投げかけたところ、その社員は「任せてください!必ず成果を出します」と意気込みを見せたそうです。「仕事はできないけど頑張る人」は、承認欲求が強い傾向があります。
その「気持ちが動いた」タイミングを利用して、業務管理のシステムに本人を組み込んでしまう。進捗状況を半強制的に報告させ、仕事を抱え込ませない流れに乗せる。
なぜ、ここまでして一生懸命だけど仕事ができない人に心を砕くのか。
人手不足だからです
仕事はできないけど頑張る人の心理とは?
仕事はできないけど頑張る人の行動や態度の背景には、特有の心理傾向が隠れています。みんな薄っすら気がついているでしょう?
悪気がなくても空回りくん
まず、承認欲求が非常に強い。ズレた自己肯定感から、過剰な努力をしてしまう側面もあります。さらに完璧主義からくる強いこだわりや、見捨てられ不安などの葛藤に悩まされていることも少なくありません。
意外というか、予想通りと言うか、けっこう繊細です。
承認欲求が強い「かまってちゃん」
仕事はできないけど頑張る人は少なくない確率で、承認欲求の強い「かまってちゃん」タイプだと考えられます。
周囲の目を気にしがちで、常に他者から注目されたいと願っている。仕事に関係なく無駄に時間を使ったり、わざと迷惑をかける行動に走ることさえあります。
かまちょ男はめんどくさい
そういえば、職場の新人でこの傾向の強いスタッフがいました。仕事には取り組んでいるものの、遠回りな作業が多い。結果には直結しないような、些細な工夫にこだわる。そしてそれをさりげなくアピールする。
このように、承認欲求の強さは周囲に迷惑をかける原因です。
現実とズレた自己肯定感
現実とズレた自己肯定感を持っているケースも、仕事はできないけど頑張る人に多くみられます。
能力以上のことを自分でできると勘違いしていたり、実力を過剰に高く見積もっている傾向。できもしない業務を安請け合いして、頑張るけれど最後に自爆です。
フォローが大変です
ある人は社内の新規プロジェクトを任されましたが、期待を裏切る低い成果しか出せませんでした。本人は「頑張ればできる」と強く自信を持っていたものの、知識とスキルの不足が露呈してしまったのです。
このようなズレは、努力の実らない失敗につながりがちです。
完璧主義で細部までこだわりたい
仕事はできないけど頑張る人の中には、完璧主義者が少なくありません。丁寧で仕事がトロイのもこれが理由です。
趣味の世界なら文句はないが
些細な部分にもこだわりを持ち、作業が思うように進まない。焦りが出ても自分で抱え込む。真面目に頑張れば…と長時間の残業(残業代、ゲットだぜ)。それで結果的に時間を無駄に過ごしてしまうケースが多くなります。
勘弁してください
ある会社の営業職の社員は、提案書作成に労力を注ぎすぎてしまい、プレゼンの当日に間に合いませんでした。意味ないじゃん。細かいレイアウトにこだわり、見た目は美しい資料に仕上がりそうでしたが、発表できないなら本末転倒です。
一見真面目に取り組んでいるように見えますが、実は的を射ていない努力を止めない。それがこの手のタイプの最大の問題点なのです。努力すれば報われる…とでも、まさか信じてるのだろうか。
見捨てられ不安
見捨てられ不安が潜んでいる。
実はこれも、仕事はできないけど頑張る人の心理状態あるある。つまり、周囲から愛されず孤立するのではないかと絶えずおびえているのです。
- 与えられた仕事に真面目に取り組む
- 自分は頑張っているアピール
- 細かい作業にこだわる
- 大胆な提案はしない
- 全体の収益ではなく、自分が頑張っている姿を強調
自分がお荷物扱いされないよう、人の目を常に気にして頑張っている姿を強調します。
ある上司は部下のそうした面に気づき、「仕事でミスしても見捨てないから。大丈夫」と伝えました。すると、その部下は安心した様子で本来の力を発揮できるようになったそうです。
そんな単純な話じゃない気もするが
でもまあ、見捨てられ不安の払拭が「真面目だが仕事ができない」状況の打開につながる可能性はあります。
プライドが高く、誰かを見下したい
仕事はできないけど頑張る人の中には、プライドが高く、他者を見下したいと考えている人が一定数います。
自信がないからね
周囲の人間を舐めており、自分が上位に立とうとする傲慢な姿勢が顕著です。そういった高慢さは自らの首を絞めるよね。仕事を一人で抱え込んだり、無駄な作業をしてしまう原因になってしまいます。
例えばある新入社員は、先輩からアドバイスを受け入れず、独自の手法で業務を進めようとしました。その結果は最悪です。手戻りが重なり、期限に間に合わなくなってしまったのでした。
このようなプライドの高さが、チームワークを損ね、仕事ができない状況を生み出してしまうわけです。
「仕事はできないけど頑張る友人」へアドバイスできることは?
職場の同僚や後輩、部下、もちろん上司が「仕事はできないけど頑張る人」なら、冷静で合理的に対処法を実践しやすい。だって、職場だけの付き合いだもん。
でも悩ましいのは、友人がこのタイプだったときです。
しかも相談されたら…
仕事はできないけど頑張る人の中には、自分の要領の悪さに嫌気がさして、そうした状況から脱却したいと願う人も少なくありません。悪気はないし、性格もいいヤツ。だけど仕事はできない。
これは困ったね
ここでは、仕事はできないけど頑張る人から卒業する方法を紹介します。
どれもすぐ、それこそ明日から試せる方法ばかりなので、ひとつと言わずぜひ複数組み合わせてチャレンジしてみてほしいです!
翌日の「やることリスト」を前日に作る
前日に翌日の「やることリスト」を作成することが、仕事はできないけど頑張る人から脱却へのコツの一つです。
デキる男の仕事術
書類を整理したり、メール返信を済ませたりと、次の日の準備を万全にしておきましょう。そうすれば、当日の朝から焦ることなく落ち着いて作業を開始できます。この差は10分でも、1週間で合計すれば約1時間。しかも実際は、30分くらい無駄にウダウダしてるだろ。
知ってるよ
リストを見ながら作業を進めていけば、無駄な動作も時間の無駄も防げます。忘れ物や手遅れを防ぐためにも、この習慣をつけることが大切なのです。明日からやれ。
他人に依頼されたタスクを優先する
仕事はできないけど頑張る人は、優先順位をわかっていない例が多い。
もし迷うなら、判断基準はシンプルにひとつです。他人から依頼されたタスクを優先する。
信頼を死守する
職場の業務には締め切りが複数あり、自分の優先順位とズレが生じがちです。そんな時は、他者の期待に応えることに注力し、自らの都合は二の次にするのがポイントです。
オートマティックに処理
これは、やりやすいタスク。すぐできるタスクからやる。
そんなことをやってるから、雑用で一日が終わるのです。しっかりしろ。
あえて「やらないこと」を決める
誰にでも平等な唯一のこと、それは時間。人生は短いのです。
仕事はできないけど頑張る人から卒業したいなら、「あえてやらないこと」を決めましょう。全部やろうとするから仕事が回らないのです。
時間管理が全てを制す
例えば、ある営業職の人は、同僚からよく相談を受けていました。でもさして重要性のない用件に時間を取られ、本業が手につかない事態に陥っていました。
そこで自らルールを決め、「昼休み後の1時間は誰とも話さず、資料作成に専念する」と決めて行動を改めたところ、業務効率が格段にアップしたのです。無理のない範囲で、「やらないこと」を決めるのはおすすめです。
自分の仕事を邪魔する人を避ける
仕事はできないけど頑張る人の多くは真面目で実直。だから無駄に話しかけてくる同僚を無視できないし、マイナス思考を口にする人物に影響を受けやすい人もいます。
これが仕事を邪魔する
そうした邪魔者から自分の仕事を守るため、あえて避ける行動をとる。集中力を奪われないよう、そうした人物と距離を置くことで、仕事に専念できるようになります。過剰に気を使うよりも、時と場合によっては避けることが賢明なこともあるのです。
嫌われる勇気
転職を検討する
いろいろコツを実践しても、状況が改善しない。それなら転職も選択肢です。なぜなら、仕事はできないけど頑張る人は、環境要因のせいでその状況に追い込まれている可能性もあるから。
本人のせいだけではない
つまり職場環境が本人に合っていないケース。ある人は、努力を全く評価してくれない上司の下で働いていました。いくら頑張っても認められず、結局やる気をなくしてしまったのは、まあ当たり前です。
- チームワーク・個人で動く
- 男性が多い・女性が多い
- 賑やか・私語なく黙々と働く
- デスクワーク・現場仕事
ざっと挙げただけでも、両極端な職場の例は枚挙にいとまがありません。いつまで今の職場で疲弊しているの?
あなたが職場に合わせるのではなく、合う職場を探しませんか。
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