恋愛は自分には無理…と感じる男性。いわゆる「彼女諦め男子」たち。恋愛が無理な男性には欠陥がある…などとSNSで書き込みも見かけます。
本当にそうだろうか
私は恋愛カウンセラーとして多くの男性の相談に携わってきました。その経験から言えるのは、恋愛を諦めてしまう男性には、現代社会特有の様々な背景があるということです。本人のせい…だけとは言い難い。
「職場と家の往復で出会いがない」 「趣味の時間も大切にしたい」 「デートに使えるお金も時間もない」 「過去の失敗がトラウマになっている」
そこで今回は、恋愛を諦めてしまう男性の特徴や心理を丁寧に解説していきます。そして、恋愛は自分には無理…と諦めた先の末路もチラ見せしましょう。
「恋愛は自分には無理!」と男性が感じるよくある理由5選
なぜ君は、恋愛を諦めてしまうのか。君たちはどう生きるか。
恋愛は自分には無理なんて言うなよ
ここ最近、いわゆる彼女諦め男子は決して特別な存在ではありません。むしろ、現代社会が生み出した必然的な結果だと私は考えています。恋愛はヒトゴトだと男性が感じる理由、よくある5つを解説しましょう。
最初の彼女とうまくいかなかった
過去の失敗体験は、私たちの心に深い傷を残すものです。恋愛は自分には無理と感じる男性の多くが、初めての恋愛でつらい経験をしています。
たった一回の失敗でトラウマ
先日相談に来られた方は、大学時代に付き合った彼女との関係がうまくいかず、「あなたは私の気持ちを全然理解してくれない」と言われて別れを告げられたそうです。それ以来、自分は人の気持ちがわからない人間なのだと思い込み、いわゆる彼女諦め男子として10年以上を過ごしてきました。根暗すぎるだろ。
でも、考えてみてください。初めてひとりで車を運転して失敗したからといって、一生運転しないという選択をする人は少ないはずです。
恋愛も同じように、経験を重ねることで相手の気持ちを理解する力や、自分の気持ちを伝える技術が自然と身についていくものなのです。過去の失敗から学べることがたくさんあるはず…なのですけどね。
そもそも恋愛したことがない(彼女いない歴=年齢)
恋愛は自分には無理と感じる男性の中で、現実として多いのが恋愛経験ゼロの方々です。30代の相談者の方が「合コンに誘われても、自分の恋愛経験のなさが話題になるのが怖くて、いつも断っています」と話していました。いわゆる彼女諦め男子の方々は、こうした経験の少なさを非常に気にしています。
彼女いない歴=年齢だ
職場での何気ない会話で恋愛話題になると気まずい思いをしたり、SNSで友人の結婚報告を見ては焦りを感じたり…。そんな思いを抱えている生きるのはしんどいものです。
だけどね。意外かもしれませんが、恋愛経験の少なさを魅力的に感じる女性も実はたくさんいます。「素直で誠実そう」「純粋な人柄が伝わってくる」という声をよく耳にします。大切なのは、経験の有無ではなく、これからの可能性に目を向けることなのです。
あなた色に染まればいいじゃんか。
1人の時間がないとダメだから
恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、一人の時間を大切にする方が多くいます。
一人の時間がないと気が狂いそうだ
ある40代の方は「休日は自分の趣味に没頭したい。誰かと予定を合わせることを考えるだけで疲れてしまう」と話していました。確かに、いわゆる彼女諦め男子の方々は、自分の生活リズムや趣味の時間を大切にする傾向があります。
ただ、これは決してマイナスな要素ではありません。自分の時間を大切にできる人は、相手の時間も同じように尊重できるはずです。それに同じ趣味から始まる恋愛って、とても自然で長続きする関係になりやすいのです。
ゲーマー同士のカップルを見てみなさいよ。
低収入・長時間労働で余裕がない
恋愛は自分には無理と感じる男性の多くが、経済的な不安や仕事の忙しさを理由に挙げます。
貧乏ヒマなし
「デートにお金がかかるし、残業も多いから、女性に申し訳ない」。こんな声をよく聞きます。いわゆる彼女諦め男子の中には、経済的な余裕がないことを深刻に受け止めている方が少なくありません。働けどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり。
確かに、高級レストランでのディナーや、週末ごとの遠出なんて、現実的ではないかもしれません。でも、本当に大切なのはお金や時間の量ではなく、限られた資源の中で相手を思いやる気持ちです。例えば、平日の夜に30分だけ電話で話す時間を作る、休日の午前中だけ近所を散歩するなど、できることから始めればいいのです。
それさえもできない?困ったな。
出会いの機会が全然ない
恋愛は自分には無理と感じる男性の最大の悩みが、この「出会いのなさ」です。特に、コロナ禍以降、この傾向は顕著になっています。「職場は同性ばかり」「休日は家で過ごすことが多い」など、いわゆる彼女諦め男子の方々にとって、新しい出会いを見つけることは大きな課題となっています。
好きになる対象が二次元にしか存在しない悲劇
ですがね、出会いの場は意外と身近にあります。探していないだけだ。例えば、趣味のコミュニティやオンラインイベント、友人の紹介や同窓会はどうだ。出不精しないで出かけていますか?大切なのは、普段の生活の中で少しずつ行動範囲を広げていくことです。
スポーツジムに通い始める、料理教室に参加する、あるいは地域のボランティア活動に参加するなど、自分の興味のある分野から始めてみるのがおすすめです。それか…マッチングアプリだな。
恋愛できない男には欠陥がある?恋愛は自分には無理と言う男性の特徴
「もう恋愛なんて諦めました」「女性と話すだけで緊張して…」。恋愛は自分には無理だと、投げやりに言う男性。なぜかと問うと、「恋愛できない男には欠陥があるんでしょう、どうせ」と返す。
めんどくさいな
いわゆる彼女諦め男子の増加は、現代社会が抱える課題の一つかもしれませんが、だが本人にも改善の余地があるものです。見ないふりをしているのですか。
見せちゃうよ?
清潔感のない外見
恋愛は自分には無理と感じる男性の多くに共通しているのが、外見への無関心です。
服さえ着ればイイって話ではないぞ
実は先日も、いわゆる彼女諦め男子を自認する32歳のエンジニアの方が相談に来られました。「仕事さえできればいい」という考えで、髪は半年以上切らず、シャツは皺だらけ。さらに爪は伸び放題という状態でした。ああ、SEあるあるだ。
「どうせ誰も見ていない」「お洒落なんて意味がない」。確かにその通りかもしれません。今のままではね。でも、ちょっと考えを変えてみませんか?
清潔感は決して高価な服やブランド品で作り出すものではない。実際、その方は毎朝10分早く起きて身だしなみを整えることから始めました。髪をカットし、清潔な服を着用し、鼻毛カッターで手入れする。そんな基本的なことを3ヶ月続けただけで、職場の同僚から「最近雰囲気が変わった」と声をかけられるようになったのです。
外見を整えることは、実は自分自身を大切にするという意思表示です。それは必ず、周囲にも伝わります。月に1度の散髪代とシンプルで清潔な服装。それだけで、あなたの印象は大きく変わるはずです。
いつやるの?今でしょ。
生きるのがめんどくさい
いわゆる彼女諦め男子の特徴として、「全てがめんどくさい」という声をよく聞きます。恋愛は自分には無理と感じる男性の多くが、この「めんどくさい」という感覚に囚われています。
死ぬのがめんどくさいから生きてる
ある28歳の事務職の方は、平日は仕事から帰宅後すぐに寝る生活。休日は一日中ゲームとSNSに費やし、外出するのは近所のコンビニだけ。「デートなんて考えられない」と話していました。でも、この生活パターンこそが、実は最大の問題なのです。
新しい行動を起こさないことで、生活はますます単調になり、その結果として社会との接点が減っていく。この悪循環から抜け出すには、小さな変化から始めることが大切です。まずは散歩に行け。休日に近所の図書館に行ってみる。コンビニで店員さんと少し会話をする。
その方も、まずは週末の午前中だけジムに通うことから始めました。すると3ヶ月後には、「運動後の爽快感が心地よい」「同じジムに通う人と挨拶を交わすようになった」と、少しずつ変化が表れ始めたのです。
他人をイラっとさせる言動が多い
恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、実は知らず知らずのうちに周囲を不快にさせる言動をしている方がいます。いわゆる彼女諦め男子によく見られるのが、他人への無関心や、マイナス思考の言葉の多用です。
デリカシーのない発言
例えば、35歳のWeb制作者の方。技術力は高いのですが、「どうせ自分なんて」「そんなの無理に決まっている」という言葉を頻繁に使い、チームでの打ち合わせでも否定的な意見ばかり。その結果、周囲との関係が徐々に冷めていったといいます。ネガティブは伝染する。
これは意識的な行動ではありません。本人としては自己防衛の結果としてそうなってしまっているのです。でも、相手の話に耳を傾け、肯定的な言葉を意識して使うことで、人間関係は驚くほど改善します。実際、その方も「まずは相手の意見を否定せずに聞いてみよう」と心がけるようになってから、職場の雰囲気が大きく変わったと話してくれました。
貯金なしだが借金はある
恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、金銭管理に課題を抱える方も少なくありません。いわゆる彼女諦め男子の中には、給料が入るとすぐに使い切ってしまい、月末には食費も厳しくなる方がいます。
考えなしで金銭感覚がルーズだ
30歳のある営業職の方は、スマホゲームの課金と、仕事帰りの居酒屋で毎月40万円以上を使っていました。「どうせ彼女もいないし」という諦めが、さらなる浪費を生む。その結果、300万円以上の借金を抱えることに。ヤバいね。
でも、この方の場合、家計簿アプリを使い始め、毎日の支出を記録することから改善を始めました。マメな男です。そして月々3万円ずつでも確実に貯金を続けた上で、1年後には借金を完済。数年で100万円の貯金もできたのです。
経済的な安定は、恋愛に必要不可欠というわけではありません。でも、計画的な金銭管理ができることは、人生の選択肢を広げる重要な要素になります。
特に問題はないが目立たないタイプ
最後に多いのが、特に大きな問題はないものの、とにかく目立たないという方々です。恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、実は真面目で仕事もできる、むしろ「いい人」という評価を受けている方が多いのです。
いい人いい人、どうでもいい人
いわゆる彼女諦め男子の相談者の中に、27歳のシステムエンジニアの方がいました。仕事は評価が高く、清潔感もあり、趣味も充実。でも「えなりかずきに激似」「場の空気を読みすぎる」「自分の意見を言うのが苦手」という特徴がありました。
こういった方々に必要なのは、必ずしも大きな変化ではありません。その方の場合、趣味の写真サークルで、最初は控えめだった自分の作品への説明を、少しずつ詳しく話すようにしていきました。すると、共通の興味を持つ人々との会話が自然と増え、交友関係も広がっていったのです。
目立たないことは決して欠点ではありません。自分の「目立たなさ」を受け入れつつ、好きなことや得意なことを通じて自己表現を楽しむ。それが、あなたらしい一歩になるはずです。
「恋愛は自分には無理」と諦める男性の心理とは?
そもそもなぜ、恋愛は自分には無理と諦めてしまうのか。
その男性心理を深掘り
表面的には「忙しい」「興味がない」と言いながらも、心の奥では誰かと親密な関係を築きたいと願っている。そんないわゆる彼女諦め男子の心の内には、けっこうドロドロした感情がうずまいているのです。
自己肯定感が低い
恋愛は自分には無理と感じる男性の多くが、まず口にするのが「自分には価値がない」という言葉です。「話しかけても引かれるだけです」「自分みたいな男に魅力を感じる人なんていないはずです」。こうした声は、特に仕事一筋で生きてきた30代に多く見られます。
哀しいことを言うなよ
ある相談者は、学生時代にサークルの女性に告白して断られた後、「自分は恋愛に向いていない」と決めつけ、それ以来10年以上、恋愛から遠ざかっていました。でも、話を聞いていくと、実は職場では後輩の相談役として信頼され、趣味のカメラでは素晴らしい作品を撮影する感性の持ち主だったのです。
いわゆる彼女諦め男子の方々に共通するのは、自分の持つ様々な魅力に気づいていないこと。一度の失敗や挫折が、その後の人生に大きな影を落としているのです。
拒絶されて傷つきたくない
恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、過去のトラウマから新しい関係を築くことを恐れている方も少なくありません。私の相談室でよく聞く話に、こんなエピソードがあります。
ある会社員の方は、職場の同僚との食事の誘いにすら緊張して声が震えてしまうと悩んでいました。実は学生時代、好きな子に話しかけた際の「キモい」という一言が忘れられず、それ以来、女性との関係構築に強い不安を抱えるようになったのです。
キモいって本当に嫌な言葉だ
いわゆる彼女諦め男子の皆さんの多くが、このような傷つき体験を持っています。でも、その経験は決して無駄ではありません。むしろ、そんな経験があるからこそ、相手の気持ちに寄り添える優しさや繊細さを身につけることができたのです。
恋愛がめんどくさい
「休日は一人で過ごしたい」「デートの予定を組むのが面倒」。恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、こうした理由で恋愛を遠ざけている方も多いです。
なにもかもが、めんどくさい
ある技術者の方は、「プログラミングに没頭できる今の生活が心地よい。誰かと付き合うと、その時間が削られるのが嫌だ」と話していました。確かに、恋愛には時間も労力も必要です。いわゆる彼女諦め男子の中には、むしろ合理的な判断として恋愛を選択していない方も存在します。
理想の女性以外は許せない
アニメやゲームの中のキャラクターのような完璧な女性像を求める。恋愛は自分には無理と感じる男性の中には、現実の女性との出会いよりも、理想の女性像を追い求める方もいます。
二次元キャラクターを嫁だと主張
私の相談室に来られたあるクライアントは、「現実の女性は理想とかけ離れている」と嘆いていました。でも、それは実は現実から目を背けるための防衛機制だったのです。いわゆる彼女諦め男子の中には、理想が高すぎるがゆえに、素敵な出会いのチャンスを逃している方も少なくありません。
相手から告白してほしい
「気があるなら向こうから来てほしい」「女性からアプローチされるのを待っている」。恋愛は自分には無理と感じる男性の声を聞いていると、こうした受け身な姿勢が目立ちます。
告白待ち男子だ
ある相談者は、「職場の可愛い後輩がいるのですが、もし私からアプローチして嫌われたら、職場の雰囲気が気まずくなるので何もできません」と話していました。確かに、その不安はよくわかります。いわゆる彼女諦め男子の多くが、似たような悩みを抱えているのです。
でも、相手もまた同じように不安を感じているはずです。誰かが最初の一歩を踏み出さなければ、関係は前に進みません。それに、適度な緊張感があるからこそ、恋愛は特別な体験となるのです。
人生は一度しかないのですよ?
「恋愛は自分には無理」と恋愛できない男性の末路は?~悲惨とは限らないが…
長年のカウンセリング経験の中で、恋愛は自分には無理と感じる男性の相談を数多く受けてきました。特に最近は30代、40代のいわゆる彼女諦め男子の増加が顕著です。
男子という年齢ではないが
恋愛をするしないは個人の自由です。だがしかし、恋愛なしで歩む人生の末路、どんなパターンがあるのかは、知っておいて損はないででしょう。
1人暮らしが長くなり「今さら他人とは暮らせない」と感じる
恋愛は自分には無理と感じる男性の多くは、長年の一人暮らしで確立された生活パターンに強い愛着を持っています。先日相談に来られた42歳のクライアントは、「夜9時には必ず入浴して、その後1時間読書をして、11時に就寝する」という20年来の習慣を持っていました。休日も決まった時間に起き、好きな場所で好きなものを食べ、誰にも邪魔されない時間を過ごすことが至福なのだと語ります。
いわゆる彼女諦め男子の方々にとって、このような自分だけの時間と空間は何物にも代えがたい安心感を与えてくれます。夕食の献立を考える必要もなく、洗濯のタイミングも自分次第。確かに、この便利さは捨てがたいものがあるでしょう。
しかし、この快適な一人の生活が、逆に対人関係構築のハードルを上げてしまうのです。他者との同居を想像するだけで不安を感じ、「自分の生活リズムが崩れる」「趣味の時間が取れなくなる」といった懸念が募っていきます。
親しい友人が結婚して遊ぶ相手が減る
恋愛は自分には無理と感じる男性の方々から、最も多く聞かれる悩みの一つです。ある38歳のクライアントは、「かつては毎週末友人と遊んでいたのに、今では月に1回会えれば良い方です。みんな家庭を持ち、子育てに忙しくて…」と寂しそうに語りました。
いわゆる彼女諦め男子の方々は、30代後半になると特に強い孤独感を感じ始めます。それまで親しかった独身の友人たちが次々と結婚し、休日の予定が家族中心になっていくからです。既婚者の友人から「子どもの運動会に来ない?」「家族ぐるみの付き合いをしよう」と誘われても、どこか居心地の悪さを感じてしまう。
そんな中、趣味のコミュニティに新しい居場所を見出す方も少なくありません。映画好きが集まる自主上映会の運営や、スポーツチームのマネージャーとして活躍する例もあります。むしろ、結婚していない分、地域活動やボランティアに時間を使える利点もあるのです。
本当に好きな相手が出来ても好意を伝える方法がわからない
恋愛は自分には無理と感じる男性の典型的な悩みとして、告白の機会を逃してしまうケースがあります。35歳のあるクライアントは、職場の同僚に好意を抱きながら、3年間何も言えないまま彼女の結婚を見送ることになりました。
いわゆる彼女諦め男子の方々は、恋愛経験の少なさから、適切なアプローチの方法がわかりません。「どんなタイミングで連絡先を聞けばいいの?」「食事に誘うのは唐突すぎない?」という基本的な疑問が、行動の足かせになってしまうのです。
さらに、過去の失敗体験やコミュニケーションの苦手意識が、新たな一歩を踏み出す妨げになっています。「また断られるのでは」という不安や、「恋愛経験のない自分には資格がない」という思い込みが、チャンスを逃す原因となっているのです。
定年退職後に社会から孤立する
恋愛は自分には無理と感じる男性が直面する大きな課題として、定年後の人間関係の希薄化があります。仕事一筋できた方々にとって、職場コミュニティの喪失は想像以上の打撃となります。
いわゆる彼女諦め男子の方々の多くは、仕事に生きがいを見出してきました。しかし、定年を迎えると、毎日の通勤や同僚とのコミュニケーションがなくなり、社会との接点が急激に減少します。一人暮らしの場合、日常的な会話の機会すら失われてしまうのです。
私の経験では、60代のクライアントの中に、退職後に深い孤独感を訴える方が増えています。「休日の過ごし方がわからない」「誰かと話したくても話す相手がいない」という声をよく聞きます。
セルフネグレクト・孤独死のリスクが高い
恋愛は自分には無理と感じる男性の中で、特に憂慮すべき問題として、高齢期のセルフネグレクト傾向があります。ある独居の64歳のクライアントは、「食事は週3回コンビニ弁当で済ませ、掃除も月1回程度」という生活を送っていました。
いわゆる彼女諦め男子の方々は、年齢を重ねるにつれて、自己管理の意識が低下しがちです。「誰も来ないから」と部屋の片付けを怠り、「一人分作るのが面倒」と栄養バランスの悪い食事が続く。健康診断も「面倒だから」と数年受けていないという例も珍しくありません。
特に深刻なのは、具合が悪くなった時の支援体制の欠如です。緊急連絡先を設定していない、体調不良を相談できる相手がいない、という状況は、将来的な健康リスクを高めます。実際、私の知る限りでも、早期発見が遅れて重症化してしまったケースがいくつもあります。孤独死案件だ。
とは言え、人生の幸せは、必ずしも結婚や恋愛だけにあるわけではありません。大切なのは、自分らしい生き方を見つけ、それを支える人間関係を地道に築いていくことなのです。
「恋愛は自分には無理」な状態から抜け出したい!恋愛下手な男性が彼女を作る方法
諦めないでください。恋愛は誰にでもできるスキルなのです。
まだ本気を出してないだけ
恋愛は自分には無理と感じる男性の多くは、過去の失敗体験や周りとの比較で自信を失っているのを目にします。「告白して振られました」「デートの誘い方が分かりません」「女性と話すだけで緊張します」。こんな悩みをよく耳にします…が!
誰しも最初から上手くいくわけではありません。いわゆる彼女諦め男子の方々も、ちょっとした意識の変化と具体的な行動で、必ず状況は良くなります。恋、しようぜ。
清潔感のある外見は第一印象の決め手
恋愛は自分には無理と感じる男性に共通しているのが、身だしなみへの無関心です。「見た目なんて関係ない」という声もよく聞きますが、これは大きな誤解です。清潔感のある外見作りは、恋愛への第一歩となります。
たとえば、先日相談に来られたいわゆる彼女諦め男子のAさん。髪は伸び放題、服はシワだらけ、爪も伸びていました。でも、基本的なグルーミングの見直しから始めて、たった2ヶ月で別人のような印象に。職場の女性から「最近雰囲気が変わりましたね」と声をかけられるようになったそうです。
具体的なポイントをこんな感じ。
- 週1回は必ず散髪に行く習慣をつける
- 毎朝の洗顔とスキンケアを欠かさない
- 制汗剤やデオドラントを適切に使用する
- 歯のホワイトニングや歯石取りを定期的に行う
- 服は毎日アイロンをかける
マッチングアプリを試す
「出会いがない」という声を、恋愛は自分には無理と感じる男性からよく聞きます。実は、スマートフォン1台あれば、数多くの出会いのチャンスが転がっています。マッチングアプリは、いわゆる彼女諦め男子の方にとって、理想的な出会いの場所です。
私が相談を受けた方の成功例をお話しします。初めは全く返信がもらえなかったBさん。プロフィール写真を明るい表情のものに変更し、自己紹介文も趣味や関心事を具体的に書くようにしたところ、週に2~3件はマッチングするようになりました。
マッチングアプリで成功するコツはシンプルです。
- プロフィール写真は笑顔で、できれば屋外で撮影
- 自己紹介文は具体的なエピソードを交えて
- メッセージは質問を織り交ぜながら会話を展開
- 面会の誘いは2週間以内に
- 返信は可能な限り24時間以内に
飲み会のある社会人サークルに参加する
恋愛は自分には無理と感じる男性の多くは、職場と家の往復だけの生活を送っています。社会人サークルは、いわゆる彼女諦め男子の方々にとって、自然な出会いの場となります。
特に、料理教室やボードゲーム、読書会など、共通の趣味を通じた交流は話のネタに困りません。実際、趣味サークルがきっかけで交際に発展したカップルは数多くいます。
私のクライアントの例を紹介しましょう。
- 写真サークルで同じ被写体を撮影する中で自然と会話が生まれた
- ワイン講座で味の感想を共有するうちに親密になった
- ボルダリングサークルで互いにアドバイスし合ううちに距離が縮まった
減点ではなく加算方式で女性をみる
恋愛は自分には無理と感じる男性によく見られるのが、理想が高すぎる傾向です。「この人は○○が足りない」「あの人は△△が違う」と、減点方式で考えがち。いわゆる彼女諦め男子の方々は、相手の良いところを見つける加算方式に切り替えてみましょう。
それが人生を楽しむコツです
例えば、「話が合う」「笑顔が素敵」「仕事に真面目」など、相手の魅力を一つずつ見つけていく姿勢が大切です。完璧な人なんていない。お互いの良さを認め合える関係こそが、長続きの秘訣です。
同窓会に行ってみる
恋愛は自分には無理と感じる男性は、過去の知り合いとの再会を避ける傾向にあります。でも、同窓会は実は素晴らしい出会いの場です。いわゆる彼女諦め男子の方々にとって、学生時代を知る仲間との再会は、新鮮な出会いのきっかけとなります。
昨年、私が担当した方で、10年ぶりの同窓会参加をきっかけに交際が始まった例があります。学生時代には話したことがなかった女性と、社会人としての共通の悩みや成長を語り合ううちに親密になっていったそうです。
同窓会で恋愛を始めるコツはこうです。
- 事前に近況をSNSで確認しておく
- 学生時代の思い出話を数個用意する
- 仕事や趣味など、現在の話題も準備する
- 連絡先の交換を自然に行う
- 二次会にも積極的に参加する
失敗したって、次に会うのは何年も先の話です。まず行ってみましょう!
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