バツイチ男はやめとけ？クズが多い？バツイチ彼氏と付き合うコツと結婚の注意点

彼氏として、再婚相手として、「バツイチ男はめんどくさい…やめとけ」と言われるのはなぜか。

「バツイチ男はクズ」

…なんて、吐き捨てるように言っていたのは私の妻ですが、どうも実体験があるようです。

「離婚経験のある男性はクセがある」「めんどくさい」「だいたいクズ」

「バツイチ男はやめとけ」

そんな書き込みをネット上でよく見かけます。

もちろん全員ではないけれど、バツイチ男性に特有の傾向があるのは確か。

バツイチ男性と恋愛中の女子たち、そしてバツイチ男性自身にも役に立つ情報です。

バツイチ男はやめとけ！クズが多いしめんどくさい…モテないバツイチ男の実例

バツイチ男とは、離婚経験のある男性のこと。明石家さんまが離婚会見を開いたとき、額に「×」を書いて登場したことから、離婚した＝バツイチ（２回目の離婚はバツニ）と定着しました。

一度は結婚しているので、男性的な魅力がゼロではないはずですが、世間の一部では評判がよろしくない。めんどくさい…とか、何か問題があるんじゃないの？、とな。

まずは、百聞は一見に如かず。バツイチ男の「めんどくさい」とされる特徴・傾向をどうぞ。誰かが真面目に「バツイチ男はやめとけ…」と言う場合、どれかは該当しているはずです。

どれかに限らず、全部のヤツもいますけどね。

ギャンブル好きで離婚したバツイチ男性

ギャンブルは、多くの人が楽しむエンターテイメント。パチンコにスロット、競馬に競輪、宝くじ…と山ほどあります。それが離婚原因のバツイチ男は、まあクズですよね。

富裕層でさえ、ギャンブルで生活破綻するのに、一般的なサラリーマンであれば、その影響は深刻です。雪だるま式に増える借金は、妻も無関係でいられません。

だって、妻名義でカードを作っちゃうよ。消費者金融をハシゴしてね。

それでもギャンブルをやめられない男性は、再婚しても繰り返すでしょう。

そりゃあ、バツイチ男は「やめとけ」って言われるよ。

自分の趣味が最優先のバツイチ男性

仕事だけしか能のない男性は、リストラや退職後は何もすることなく、妻にまとわりつく夫「ぬれ落ち葉」まっしぐら。趣味のひとつくらいは、オトナのたしなみです。

それはそうなんだけど、趣味にハマり過ぎて、そのせいで離婚したなら

例えば「バツイチ・車好き」がクズ男と呼ばれがちな理由。特殊改造車にハマり、給料も貯金も湯水のように溶けていく…。

再婚しても自分の趣味が最優先で、生活スタイルを変えない人もいるから

無気力でダラダラしたバツイチ男性

休日はテレビの前でダラダラ、「どうせオレなんて…」が口ぐせ。スウェット上下で、おならプゥ～！

そんな無気力な態度のバツイチ男性も

一定の生活水準を保てているならば、まあ、ねえ。

すぐには問題ないのかもしれませんが、「あなたは一生このままでいいの？」と感じさせるなら離婚の原因になり得ます。

物事を前向きに考える人ならば、未来が開かれるものです。でも向上心が欠如している人は、その場所からどこにも行けません。

よどんで停滞する生活が目に見えるようなので、周囲は「あいつのようなバツイチ男はやめとけ」とコッソリ忠告するのです。いや、陰口だな。

自分勝手で冷たい性格のバツイチ男性

恋人時代は優しい彼氏でも、結婚すれば別人みたい。釣った魚にはエサをやらないどころか、まな板の上に放置。妻が風邪で寝込んでいても、「ねえ、オレのごはんはまだ？」と真顔で催促するヤツ。

それが原因で離婚・バツイチなら、その人は「めんどくさいクズ男」の可能性大。やめとけ…と言われるパターン。

普段は思いやり深く見える男性でも、トラブルや困難な状況が発生したときに豹変。

冷たい態度を見せるなら、それが本当の性格です。

例えば、僕の職場の先輩（女性）の体験談。自分の子供を病気で亡くしているのですが、その直後に離婚しています。

で、その旦那。

妻がフルタイムで働きつつ、病気の子供を看病する姿を横目に

旦那も「寂しくて…つい」と言い訳したそうですが、人としてどうなの？案件ですよ。妻が子供のために尽力しているとき、夫が寄り添うべきです。というか、アンタの子供じゃん。…と、僕だって感じたね。

子供や妻に寄り添う代わりに不倫をしていた元夫は、根本的に冷たい人物であると判断せざるを得ません。

トラブルがあっても非協力的なバツイチ男性

バツイチ男がめんどくさい、クズ男が多いからやめとけ…という話題は、親の介護にも通じます。40代くらいになると、そろそろ現実的なのが親の介護問題ですから。

基本的には実の子供に介護義務がありますが、「かつては立派だった親が認知症になった。その姿を見るのが嫌だ」と言って、自分から介護を避ける男性も存在します。

そんな過去があるバツイチ男性は、文句なくめんどくさいです。クズです。おっと、僕も気をつけないと。

問題が起きたときに、最も信頼できるのは夫婦のはず…ですから。

だがしかし、親の介護はしんどいですよね。

バツイチ男性のめんどくさい恋愛心理～クズだし「やめとけ」とされる理由

なんだか欠点ばかり、バツイチ男性の「めんどくさい」部分を強調してしまいました。こんなんじゃ、バツイチ男はやめとけ…の評判通り。

でもバツイチ男性の恋愛心理をみると、仕方がないかも・・・と思えてきます。これ、ホント。

結婚の失敗で恋愛の自信も失くす

バツイチ男性の多くは、離婚を「人生での大失敗」として認識しています。やらかした案件。自分の黒歴史。

だけど、本当にそうなのか。

結婚の失敗は、あくまで人生の一部分であり、そこから得られる経験と学びがあるはず。にもかかわらず、結婚を失敗したから恋愛するのが怖い…とバツイチ男性が感じている。それがまあ、まずめんどくさい。

ウジウジしたバツイチ男はやめとけ。

女性を見る目がないと感じている

バツイチ男性の中には、

「自分は、女性を見る目がないかも…」

と、自問自答する人も少なくありません。この時点で少々めんどくさい。

なんて返答したら、空気が凍るかもしれない。だから僕でもそんなことは言いません。心の中で呟くのみ。

でも我慢できなくて、一度バツイチ男性の友人に本音を聞いたら、こんな答えでした。

そっかあ、辛かったよなあ。

僕は男ですから素直にうなずきましたが、そこには友人の彼女も同席していたのです。…ん？

あーあ、だからバツイチ男はやめとけって言われちゃうんだよ。デリカシーないよな。

再び失敗することへの恐怖

めんどくさいバツイチ男性「あるある」と言えば、恋愛に対して腰が引けているところ。やめとけ…と周囲に言われがちなのは、女性を引っ張っていく気概が薄いところ。

「今度こそ違う。大丈夫だ」

…と自分自身に言い聞かせるのは、もちろん容易なことではありません。恋に生きるイタリア人じゃないと無理でしょ。

でも結婚と恋愛は別物だし、何なら恋愛は何回でもできるのに…と思うのです。

自分への自信喪失

バツイチ男性ならではの経験とは、一度は将来を誓い合った伴侶と破綻すること。

当たり前ですが、自分への自信は木っ端みじんでしょう。

女性が考えている以上に、バツイチ男性の自己肯定感は傷ついています。もうズタズタ。ギザギザハートに必要なのは子守歌です。

ああ、めんどくさいでしょう？バツイチ男なんて、やめた方がいいんじゃないの。

恋愛には消極的（おっかなびっくり）

ヒトは困難な経験をすると、自然と防御的な態度を取るものです。

つまり自分の離婚をきっかけに、恋愛に対する態度が消極的になってしまう…。

かつて恋愛大好きでモテモテだった男性でも、バツイチとなった後は、まるで別の人のようにシュンとする姿。寂しそうな背中。諦めたような笑顔。

めんどくさいけど、クズ男かもしれないけど、少しキュンとします…

20代女性のコメント

え、そうなんですか？女性って…そうなんですか？？

このコメントをくれたのは僕の職場にいる女性スタッフですが…

思わず強めの口調で言ってしまいました。あ、世間の声とはこれか。

バツイチ男性が彼氏・結婚相手に実はおすすめな理由～「やめとけ」はウソ？

バツイチ男はやめとけ…付き合うのはめんどくさいし、クズが多い。

そう思われましたか？

でも一方で、「バツイチ男性はモテる」という評判も現実。彼氏や結婚相手におすすめだし、バツイチ男性ばかりをマッチングアプリで探す女性も存在します（二人、知っています）。

では、その理由を見ていきましょう。

離婚経験から過去を反省している

離婚経験を持つ男性は、自身の過去に向き合い、その経験を次の恋愛に活かそうとします。離婚に至った過程を反省し、「何が悪かったのか」考え続けている…バツイチ男性もいます。

仕事にかまけて家庭を顧みなかった、あるいは家族を大切にしていなかったという理由で離婚したなら、再婚後はその逆になる。

マイホームパパとなって、新装開店です。そのキラキラした気持ち、「バツイチ男はやめとけ」なんて言えないかも。

家事に協力的

バツイチ男性のいいところは、家庭生活の現実を知っていること。名もなき家事の存在、トイレットペーパーは誰かが補充しないと大変なことになる…という事実。

家事は女性がするべき固定観念を持ち、それが元で離婚になったなら

そもそも家事への期待値が高すぎない、詳細な部分で文句を言わない男性なら、再婚後の生活もスムーズ。現代社会では共働きが主流であり、妻のワンオペ家事という考え方は古いです。

僕？トイレ掃除を毎週末に担当しております。自分も、座って用を足すよ。

女性のわがままに寛容

離婚を経験すると、多くのバツイチ男性は、同じ苦労は二度と味わいたくないと感じます。そりゃあ、そうです。

で、何が原因だったかと考え、妻との対立が離婚につながると結論。言いたいことも、ぐっと我慢で8秒カウントできる（アンガーマネジメント）。

だから女性のわがままも、ある程度まで許容する人が多いですね。

女性慣れしている

恋愛の甘い時間と、離婚までの過酷な日々。

どちらも経験したバツイチ男性は、女性の裏表両方をの顔を見ています。

イケメンの小手先テクニックではなく、女性の本音と感情を理解できることは大きい。「これを言えば怒るだろう、こうすれば喜ぶだろう」と先読みできるセンスを身につけています。

バツイチ男性はめんどくさい部分があり、クズ男…と言われる人もチラホラいますが、女性の生態を感覚で理解しているところは

バツイチ男はやめとけ…なんて、もったいないです。

バツイチ男の彼氏と付き合うコツ～「やめとけ」の声に負けないように

「バツイチ男はめんどくさい！」と言いながらも、好きなってしまえば、立場が弱いのは惚れた側です。「やめとけ」なんて言われても、どうせ聞く耳など持たない。

どうやったらバツイチ男性とうまくお付き合いできるのか、具体的なコツを紹介します。

過去の話題に踏み込まず、彼が心を開くのを待つ

まず、大切なのは相手の過去について掘り下げすぎないことです。彼が自ら話す気になったときに、そのタイミングで初めて、耳を傾けることが大切です。

そして否定せず、アドバイスもしない。

バツイチ男性の過去の失敗と苦しみに共感し、受け入れたことを表情や相づちで伝えましょう。そのひとつひとつに、彼は惹きつけられていきます。

大好き！と言葉や態度で伝える

バツイチ男性には、あまり恋の駆け引きは効きません。少なくとも、最初はやらない方がいい。

めんどくさいかもしれませんが、ストレートに「好き」「大好き」と伝えること。もちろん言葉で、態度で頻繁に伝えることで、彼が自信を取り戻し、あなたへの愛情が深まっていきます。

だって彼自身、「バツイチ男はやめとけ」という世間の声を知っていますから。むしろ、知らないならヤバい。

だからこそ、もうあなたしか理解者がいない・・・と、ここまで沼にひきずりこめれば最高です。

彼の自信を取り戻すために寄り添う

バツイチの男性は、自信を失っていることが多いです。離婚した過去がトラウマになっている。だからめんどくさいくらい卑下したり、かまってちゃんになったり…。

でもそこは、寄り添ってあげるのが正解。ふわりと微笑んで、ほっぺにチュ。

彼の良い部分を見つけては褒めてあげる。これを繰り返すと、「君なしでは生きられない」になります。

経済的な負担を求め過ぎない

バツイチ男性は、お金は苦しいです。経済的な余裕はない。

元妻への慰謝料は必要ない人もいますが、子供がいるなら養育費は払っている。そもそも、養育費を渋るならクズ男です。養育費や慰謝料は、必要経費として諦めるしかないです・・・。

なので「専業主婦になりたいアピール」はもってのほか。まずはお金をかけない公園で散歩デートからどうぞ。

ちなみにバツイチ男性は、一度結婚を経験しているだけに、金遣いの荒さには敏感な人が多いです。というわけで、節約アピールはけっこう効きます。

彼の生活のペースを尊重する

バツイチ男性の心理は複雑…。

元妻や子供と離れて空虚な気持ちの一方で、誰にも縛られない解放感の板挟みです。

ここが正念場で、バツイチ男性がめんどくさい部分。

完全にあなたに恋に落ちるまでは、彼の生活ペースを第一に優先するのが得策です。「バツイチ男やめとけ」と誰かにアドバイスされても、そこはあっさりスルー。

最終的にあなたが幸せなら、周囲の雑音は勝手に消えていくのですから。

バツイチ男はやめとけ？結婚する場合の注意点とコツ

彼氏として付き合うならまだしも、バツイチ男性と結婚するとなると・・・めんどくさい部分がイッパイ。

事実ここでテキトーに動くと、バツイチでクズ男をつかみます。本当に結婚しても大丈夫か（何しろ相手は一度失敗しています）、踏み込んだ注意点とコツを紹介します。

バツイチ子持ち男性との結婚はめんどくさい

まずはじめに理解が必要なのは、「バツイチ子持ち男性はめんどくさい」こと。

バツイチ子持ち男性とは、前妻が親権を放棄し、男性が子供を引き取ったケース。その子供が赤ちゃんでない限り、簡単には打ち解けてくれないです。

反発されて当たり前。最悪、前妻もしゃしゃり出てくる。思春期の女子なんて、女同士の戦いみたいになります。

そして、もし自身が子どもを持つなら、継子と差をつけないで接することはできるか。もうね、覚悟が山ほど必要です。

バツイチ子持ち男性との結婚は、基本的には「やめとけ」案件です。

金銭問題は結婚前に確認する

次に、バツイチ男性との結婚を考える上で見逃せないのが金銭問題です。これもめんどくさい。

バツイチ男性は、離婚を経験する過程で多額の貯金を失っている可能性が高い。仮に彼の年収が高くても、そのお金目当てで結婚を考えるのは、非常にリスキーです。

もし彼に子供がいれば、毎月の養育費という大きな出費も考慮。これが「見えない負債」の筆頭株。さらに離婚後の独身ライフで、趣味などにお金を浪費する癖がついていないかも重要なチェックポイントです。

彼の自由な生活がカッコよく見えるかもしれませんが、いざ結婚して共有のお金で家計を管理するとなると、その浪費は大きな負担になります。「それなら自分がもっと働こう」という強い決意があるのなら別ですが。

…あります？

躊躇するなら、バツイチ男との結婚はやめとけ。これ、ホント。

バツイチ男性は結婚にトラウマがある

バツイチ男性は、前の結婚生活から様々なトラウマを抱えている可能性もあります。その心の傷が癒えていないかもしれません。ま、簡単に乗り越えられる試練ではない。

ラブラブだったのに、急に寂しそうな表情。連絡が数日途絶えたと思えば、１時間おきにLINE…（これ僕の友人の実話）。

バツイチ男性の情緒不安定、めんどくさいですが、付き合いが長くなれば落ち着きます。最初から耐えられないと感じるなら、バツイチ男はマジでやめとけ。

バツイチ男性とのコミュニケーションの取り方

さらに、バツイチ男性との距離の詰め方も工夫が必要。彼が過去の結婚生活で経験した失敗や失望感を打ち明ける準備ができていないかも…と覚悟しておくといいです。

彼が自分から話す時期を待ち、無理にその話題を引き出そうとはしない。あなたが好きでいてくれることを確信するまで、本当の気持ちは…

あなたからは出しっ放しの愛情表現を。デカいピッチャーに「好き」をたっぷり満たして、頭上から注ぎ続けて…できますか？

無理ならバツイチ男は、できればやめとけ。疲弊するのはあなたです。