【まともな人ほど結婚しない現実】まともな男性が結婚したがらない理由と結婚のリスクとは?

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まともな人ほど結婚しないと、大っぴらに語られるようになってきました。カウンセラーとして数多くの男性の本音を聞いてきた私にも(恋愛以外にも対応しているよ)、この傾向は顕著に感じられます。

心理士:坂口

まともな男性は結婚したがらない傾向

特に印象的なのは、社会的に成功を収めている30代、40代の男性たちの変化です。以前なら「良い条件の結婚相手を探したい」と意欲的だった彼らが、今では「結婚は慎重に考えたい」と口にするようになりました。

年収700万円以上のエリート社員や大手企業の管理職、あるいは将来が手堅い公務員の男性。経済的な理由で結婚をあきらめる必要がない彼らですが、実は結婚に対して驚くほど冷静な分析をしています。

「現実問題、僕にとって結婚のメリットって何でしょうか?」

このような質問を投げかけてくる男性が、ここ数年で急増しています。結婚を否定しているわけではないが、損得を天秤にかけた上で、「結婚はナイかもですね」とため息をつくのです。

なぜ、まともな人(男性)ほど結婚を躊躇するようになったのでしょうか。今回は、私のカウンセリング経験をもとに、まともな男性たちの本音と彼らが考える結婚のリスクについて包み隠さず解説していきます。

目次

【まともな人ほど結婚しない現実】まともな男性ほど結婚しない理由とは?

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最近の調査でも明らかになってきましたが、社会的地位がそれなりに高く(あるいは正社員として真面目に働いていて)、経済的にも安定している、まともな人ほど結婚しない傾向が顕著です。

心理士:坂口

女性が婚活対象にするような男性

そして私の相談室では、年間200件以上の男性からの相談を受けていますが、その中でも特に印象的なのが、仕事も私生活も充実している方々の結婚観です。猫も杓子も結婚しろ、結婚してこそ一人前だ…といった価値観ではなく、自分の人生に必要なチョイスかどうかで「結婚」をジャッジ。

その結果、結婚はコスパが良くない、自分にとって損が大きいの判断している。その理由について、まずは詳しく見ていきましょう。

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恋愛経験があり「女性はめんどくさい」と知っているから

まともな人ほど結婚しない理由の一つに、豊富な恋愛経験があります。先日、大手IT企業の部長さん(37歳)はこう話していました。「これまで5人の女性と真剣に付き合いましたが、それぞれの関係で学んだことがあります。価値観の違いや生活習慣の違いが、想像以上に大きな問題になるんです」

心理士:坂口

モテるならわざわざ結婚しなくてもね

恋愛経験を重ねた男性たちは、こんな課題を実感しています。

  • 休日の過ごし方の違い(「私は趣味の時間が欲しいのに、彼女は常に一緒にいたがる」)
  • 金銭感覚のギャップ(「貯金派の自分と、投資派の彼女との意見の相違」)
  • 家族との付き合い方の相違(「実家との距離感の取り方で揉めることが多かった」)
  • キャリアプランの不一致(「共働き vs 専業主婦の価値観の違い」)
  • コミュニケーションスタイルの違い(「感情的な話し合いが苦手な自分」)

ある商社マン(35歳)は、「前の彼女との破局がきっかけで、結婚に対する考えが大きく変わりました。お互いに一生懸命だったのに、価値観の違いを埋められなかった。まともな人ほど結婚しない理由が、その時よく分かりました」と語るのです。

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友人が多く、寂しさを感じないから

まともな人ほど結婚しない傾向にある理由として、充実した人間関係が挙げられます。私の相談者の中で、ある商社マン(42歳)は週末の予定がいつも埋まっているといいます。

「金曜日は会社の同期と飲み会、土曜日は大学時代のテニスサークルの仲間とプレー、日曜日は投資の勉強会…気付けば予定がびっしり。たまの空き時間は、一人でゆっくり過ごしたいと思うほどです」

心理士:坂口

結婚する暇はない

このように、充実した人間関係を持つ人々の特徴は、判で押したようにこんなことを言います。

  • 趣味のコミュニティに属している(「週末のゴルフコンペが楽しみで仕方ない」)
  • 職場での人間関係が良好(「部署を超えた飲み会も多い」)
  • 学生時代からの友人と定期的に交流(「月1回の同窓会が恒例行事」)
  • 異性の友人も多い(「恋愛感情抜きの関係が心地よい」)
  • SNSでの交流も活発(「LINEグループが10個以上ある」)

別の金融機関勤務の男性(38歳)は、「まともな人ほど結婚しないのは、一人でも充実した生活を送れるから。休日は趣味の写真撮影で知り合った仲間と撮影会を開いたり、平日は仕事仲間とのネットワーキングに励んだり。実は、結婚して新しい人間関係を築くエネルギーが残っていないんです」と打ち明けてくれました。

1人の時間も楽しめるから(精神的に自立)

まともな人ほど結婚しないのは、精神的な自立が大きな要因です。ある弁護士(39歳)は、こう語ります。「休日は美術館巡りや読書、料理など、自分の興味に没頭できる時間が何より貴重です。誰かと生活をともにすることで、この自由な時間が失われるのが怖いと感じます」

心理士:坂口

自由こそ全て

そんな男性の「一人の時間の使い方」の例を挙げましょう。

  • 自己投資(「TOEIC900点を目指して英語学習中」)
  • 創作活動(「個展開催を目指して絵画制作」)
  • 健康管理(「週4回のジム通いが日課」)
  • 趣味の探求(「自家製パンづくりにハマっている」)
  • 静かな思考の時間(「早朝の読書タイムが至福の時」)

IT企業の役員(41歳)は言います。「まともな人ほど結婚しない理由は、自分の時間の価値を知っているからでしょう。平日は仕事で忙しいからこそ、休日は自分のペースで過ごしたい。誰かに合わせる必要のない時間は、心の充電に必要不可欠なんです」

まともな人ほど結婚しない…1人の時間がないとダメな彼氏の本音とは?

子育てコストが高額だと把握しているから

まともな人ほど結婚しない背景には、子育ての現実的な理解があります。ある公認会計士(36歳)は、詳細な試算を示してくれました。

心理士:坂口

子供とはもはやぜいたく品だ

「教育費だけで、子供一人当たり約3,000万円。これに加えてこんなお金もかかるようです。

  • 住居費(広い家への引っ越し:頭金2,000万円+ローン)
  • 生活費の増加(食費、光熱費の1.5倍増)
  • 医療費(予防接種、歯列矯正など)
  • 習い事(月額3〜5万円)
  • 受験費用(塾、予備校で年間100万円程度)
    現在の生活水準を維持しながら、これらの費用を捻出するのは容易ではありません」

ちなみにコンサルタントの男性(34歳)は、「まともな人ほど結婚しないのは、将来の経済的リスクを理解しているから。共働きを前提としても、子育てのために配偶者の収入が減少することを考えると、貯蓄や投資の計画を大幅に見直す必要があります」と分析。

なるほどそうかと、うなったね。

老後1人暮らしでも福祉サポートがあると理解しているから

まともな人ほど結婚しない理由の最後に、老後の生活設計への理解があります。社会保障制度や民間サービスの充実により、今では一人暮らしでも安心な老後を送れる環境が整ってきています。

独身のままだと、老後は悲惨だよ?

これはもう、一種の妄想に過ぎないのです。

心理士:坂口

既婚男性の呪い

たとえば医療関係者のクライアント(40歳)は、次のような分析を示してくれました。

  • 介護保険制度の充実
  • 高齢者向け住宅の増加
  • 配食サービスの普及
  • 遠隔医療の発展
  • コミュニティ支援の拡大

「まともな人ほど結婚しない背景には、老後の備えをしっかり考えているという事実があります。年金や保険、資産運用を組み合わせることで、一人でも十分な生活が送れるという確信があるんです」と、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ会社員(43歳)は話します。

実際、以下のような準備をしている人が多いですね。

  • 個人年金への加入
  • 医療保険の充実
  • 介護保険(民間)への早期加入
  • 資産運用(投資信託、不動産投資)
  • 終活プランの策定

このように、まともな人ほど結婚しない現象は、決してネガティブな選択ではありません。むしろ、人生の様々な側面を深く考察した結果としての、積極的な選択なのです。あなたも、自分らしい人生の選択について、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。


まともな人ほど結婚しない?男性にとって結婚のデメリット5選

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結婚はオワコンだ。

男性向けの経済紙でも、時々そんな特集を目にします。結婚は罰ゲームだなんて、過激な論調もあったなあ。

心理士:坂口

自民党が聞いたら激おこだ

そこでここでは、近年よく耳にする「まともな人ほど結婚しない」という言葉の背景にある、男性たちの本音について解説したいと思います。最近の傾向として、特に30代の男性を中心に、結婚に対して慎重な姿勢を見せる方が増えている。では私の相談室に訪れる男性たちの声から、その実態に迫ってみましょう。

妻子を養うように期待される(暗黙の了解)

まともな人ほど結婚しない理由の最たるものが、この経済的責任の重圧です。男なら自動的に大黒柱になれ理論。先日、35歳のIT企業勤務のAさんがこんな相談をしてきました。「年収600万円あるけど、それでも結婚に踏み切れないんです。住宅ローンや将来の教育費を考えると損としか思えない」

心理士:坂口

結婚の損得論あるある

実は、これは決して珍しい悩みではありません。共働き世帯が一般的になった現代でも、「夫は主たる稼ぎ手であるべき」という暗黙の了解は根強く残っています。家賃や生活費だけでなく、結婚式費用、新居の家具、将来的な住宅購入、子どもの教育費まで。計算すれば計算するほど、途方もない金額が必要になってきます。一方で、妻はパートくらしかやる気はない。

年収103万円の壁…って、こんなの誤差みたいな金額じゃんか。シャレた軽自動車も買えないよ。なめてんの。

特に気になるのは、終身雇用制度が崩壊し、終身雇用の見通しが立たない中での経済的責任の重さです。「今は稼げていても、10年後、20年後はどうなるのか」。この不安は、決して杞憂とは言えないのです。

妻が専業主婦でも家事育児をするよう要求される

まともな人ほど結婚しないという現象の裏には、働き方改革が進む一方で、家庭での役割分担が追いついていない現実があります。ある40代の管理職の男性はこう語ります。「妻は専業主婦なのに、私も平等に家事をするべきだと言われます。仕事で疲れて帰っても、食器洗いから子どもの宿題を見るまで、全部やらなければならない」

心理士:坂口

この、割りきれない感

確かに、家族のために協力するのは当然です。しかし、仕事と家事・育児の両立は、想像以上に体力的・精神的な負担が大きいものです。平日は夜遅くまで働き、休日は子どもの面倒を見て潰れる。自分の趣味や休息の時間は年々減っていく一方です。

マジ、子供はいらない。

近頃は「パパ友」付き合いも新たな社会的義務として加わり、休日であっても自由な時間を確保することが難しくなっています。このような生活を想像すると、独身の方が気楽だと考える男性が増えているのです。

仕事を頑張れば「家庭を顧みない」と言われる

まともな人ほど結婚しないのは、この矛盾した状況も大きな要因です。ある商社マンは涙ながらにこう打ち明けました。「家族のために頑張って出世したのに、妻からは『仕事ばかりで家庭を顧みない』と非難される。何のために働いているのかわからなくなる」

心理士:坂口

大人である妻を養うのは大変なのですよ

昇進のためには残業や休日出勤は避けられません。海外出張も増えれば、単身赴任も考えなければなりません。しかし、そうした努力は必ずしも家族には理解されず、むしろ「父親失格」のレッテルを貼られることもあるのだ。

このジレンマは、真面目に仕事に取り組む男性ほど深刻です。仕事での成功が必ずしも家庭の幸せに直結しないという現実に、多くの男性が苦悩しているのです。

家事・育児に重点を置けば「稼げない男だ」と言われる

反対に、家事や育児を優先しようとする男性も厳しい立場に置かれます。まともな人ほど結婚しない背景には、こうした価値観の歪みも存在するのです。

心理士:坂口

妻には甲斐性なしと言われる…陰で

ある公務員の方はこう語ります。「育休を取得したら、同僚からは『甘えている』と言われ、上司からは昇進の機会を失いました。収入も下がり、今度は妻から『もっと稼いでほしい』と言われる始末です」

職場では「仕事に専念していない」と評価が下がり、家庭では「稼ぎが足りない」と批判される。この板挟み状態に、どれだけの男性が悩んでいることでしょう。結婚後の生活を想像すると、独身の方が自分らしく生きられると考える男性が増えているのも無理はありません。

生理前の妻に八つ当たりされても我慢するしかない(理不尽)

まともな人ほど結婚しないという選択をする背景には、このような繊細な問題も潜んでいます。ある30代のエンジニアは、こんな経験を語ってくれました。

「妻のPMS(月経前症候群)の時期は、まるで地雷原を歩いているようです。何を言っても、何をしても怒られる。でも『それ、PMSのせいでしょ』なんて言おうものなら、さらに激しい怒りを買うことになる」

心理士:坂口

理不尽だよなあ

これは決して珍しいケースではありません。女性ホルモンの変動による心身の不調は、医学的にも実証されている問題です。しかし、その対処法について夫婦で十分な理解を深められているケースは少ないのが現状です。

「何も悪いことをしていないのに怒られる」「理不尽な要求を突きつけられる」「謝罪を強要される」。このような経験を持つ男性は少なくありません。今は家族と言っても元々は赤の他人です。心理的な負担は大きくなるばかりです。めんどくせーな。

かといって、この問題を軽々しく口にすることもできません。男性の多くは、「デリケートな話題だから」と一人で抱え込んでしまいがちです。そして、そんな状況を見聞きした独身男性たちの中には、結婚に対して慎重になる人も出てくるのです。


結婚にまつわる5つのリスクとは?~だからまともな人ほど結婚しない

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昔は「結婚は人生の完成形」と言われていましたが、今やそんな価値観は大きく変わってきています。実は、現代の結婚制度には、想像以上のリスクが潜んでいるのです。

今日は、私の経験を基に、男性たちの赤裸々な本音をお伝えしていきます。

心理士:坂口

まともな人ほど結婚しない…そりゃ、そうだって話

結婚後に妻が専業主婦になる経済リスク

男性の多くが抱える不安の第一は、予期せぬ経済的負担です。先日相談に来られた35歳のエンジニアの方は、こんな経験を語ってくれました。「結婚前は『私もキャリアウーマンとして頑張りたい』と言っていた妻が、結婚後わずか半年で『やっぱり家庭に専念したい』と言い出したんです。急な方針転換に戸惑いましたが、既に結婚している以上、反対するわけにもいかず…」

心理士:坂口

貧乏くじを引きましたね

まともな人ほど結婚しないのは、このような事態を予見できるからです。共働きを前提に組み立てていた人生設計が、一瞬で崩れ去るリスクを理解しているのです。月収50万円の共働き夫婦が、専業主婦世帯になった途端、可処分所得は半分以下に激減します。住宅ローンや生活費は変わらないのに、収入だけが減るという厳しい現実に直面するのです。

これは決して珍しいケースではありません。「子育ては二人で協力して」という約束も、実際に子どもが生まれると状況は一変します。趣味や自己投資の時間も削られ、人生の選択肢が著しく狭まっていくのです。延々と金を払わされるだけだ。

自分は自由に転職できないリスク(妻子を養っているから収入を落とせない)

ある40代のIT技術者から印象的な相談を受けました。「人工知能の分野に興味があり、一時的な収入減を覚悟で転職を考えていますが、家族を養う身として踏み切れません。独身なら既にチャレンジしていたはずです…」

心理士:坂口

結婚は人生の挑戦を阻止する

まともな人ほど結婚しないのは、このようなキャリアの自由度を重視するからです。結婚生活では、毎月の固定費が増え続けます。教育費、住宅ローン、将来の老後資金…。一度収入を落とすと、家族全員の生活水準に影響を及ぼすのです。でも妻はパートか専業主婦。

独身であれば、多少の収入減でも、自己実現やスキルアップのために新しい挑戦ができます。しかし、家族持ちとなると、その選択肢は極めて限定的になります。特に子どもの教育費が必要な時期は、リスクの高い転職など考えられないのが現実なのです。

妻がメンヘラ女でも簡単に別れられないリスク

結婚生活で直面する可能性があるのが、パートナーの性格や価値観の急激な変化です。いや、化けの皮がはがれたとき…と言ってもいい。

最近、こんな相談が増えています。「結婚して3年目、妻が徐々に本性を現しました。実はかなりのメンヘラで情緒不安定な人だったんです。でも離婚という選択肢を口にすることすらできず、途方に暮れています…。そんなこと言ったら刺されるかも」

まともな人ほど結婚しないのは、このような状況における対処の難しさを理解しているからです。交際中は気付かなかった問題が、結婚後に表面化することは珍しくありません。特に深刻なのが、精神的な問題です。

現代のストレス社会では、誰もが心の病を抱える可能性があります。しかし、既婚者の場合、相手の治療や回復を待ち続けなければなりません。事実上の別居状態でも、家賃や生活費の支払いは継続する必要があります。独身であれば、メンヘラなパートナーから離れることができますが、結婚となるとそう簡単にはいきません。

別れたら、妻に子供の親権は取られてしまうリスク

日本の司法制度では、離婚時の親権は約9割が母親に認められます。ある弁護士の方が教えてくれた衝撃的な事実があります。「どんなに子育てに熱心な父親でも、離婚すれば子どもと暮らせなくなる可能性が極めて高いのです」

心理士:坂口

日本の司法では母親が子育てをする前提

まともな人ほど結婚しないのは、このような非対称的な制度に疑問を感じているからです。子どもと過ごす時間を大切にしたい、育児に積極的に関わりたいと考える男性が増えている一方で、離婚となれば週末だけの面会すら困難になるケースが少なくありません。

「子どもと一緒に暮らせなくなるくらいなら、最初から結婚しない方が賢明」。このように考える男性が増えているのも無理はないでしょう。

少しでも親孝行すると「マザコン」認定されるリスク

最後に深刻だけど話題にしにくいのがこの問題です。先日こんな相談がありました。「実家の母が入院し、週末に様子を見に行っただけなのに、妻から『あなたはマザコン』と非難されました。親孝行と夫婦関係の板挟みで苦しんでいます…」

心理士:坂口

冬彦さんの功罪だ

まともな人ほど結婚しないのは、このような理不尽な状況に遭遇するリスクを理解しているからです。妻が実家の母親と仲良くするのはメリットが大きいが、夫が自分の母を気遣うと「マザコン」のレッテルを貼られやすい。

このダブルスタンダードに悩む男性は少なくありません。親への思いやりと夫婦関係の調和を図ることは、想像以上に難しい課題なのです。嫁姑問題で、絶対に嫁を守れって話もめんどくさいね。大人なんだから自分たちで解決してくれ。僕だって、君の父親と揉めないようにしているじゃんか。

「○○してあげたのに…」って不満を言われても、マジで知らんがな。

結婚は人生の重要な選択肢の一つですが、それが唯一の正解ではありません。むしろ、さまざまなリスクを冷静に見極めた上で、自分に合った生き方を選択することこそが、現代を生きる賢明な判断なのではないでしょうか。


まともな人ほど結婚しない…あえて「結婚する男性」の特徴は?

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まともな人ほど結婚しないなんて、大っぴらに語られるようになりましたが、それでも結婚する男性は一定数存在します。結婚したがる男性ももちろんいる。

心理士:坂口

僕も一回結婚しました

では、あえて結婚を選ぶ男性とはどんな人たちなのか。その特徴を見てみましょう。

既婚者の方が出世しやすい会社で働く男性

「まともな人ほど結婚しない」と言われる昨今ですが、大手企業や公務員など、従来的な価値観が根強い職場では、依然として既婚者の方が評価されやすい現実があります。「家族を養う責任感がある」という評価は、昇進や重要なポジションの配置に大きく影響するのです。

心理士:坂口

仕事しないおじさんがぬくぬくできる職場ね

先日、大手銀行に勤めるクライアントはこう語りました。「独身でいると、確実に出世コースから外されます。同期で課長になったのは、全員既婚者です。趣味も充実していて、1人の生活も楽しいのですが、このままでは将来が不安で…」結果的に、彼は婚活に踏み切り、2年後に結婚。いま部長職として活躍しています。

このように、キャリアを重視する男性にとって、結婚は人生の重要な転換点となるのです。

高収入なので専業主婦を養える男性

年収1,000万円を超えるような高収入層の男性の中には、あえて伝統的な性別役割分担を望む人が多くいます。一見、まともな人ほど結婚しないという現代の風潮に逆行するように見えますが、彼らなりの合理的な判断があるのです。

心理士:坂口

夜のお相手、そして家政婦を別に雇うよりはコスパがイイ

私のクライアントで、IT企業の経営者は次のように語りました。「仕事に没頭したい私にとって、家事や育児を完璧にこなしてくれるパートナーは、かけがえのない存在です。高額な家事代行サービスを使うより、愛情を持って家庭を守ってくれる妻がいる方が、精神的にも経済的にも理にかなっています」

ただし、この選択には慎重な準備が必要です。価値観の違いから、数年後に夫婦関係が悪化するケースも少なくありません。お互いの期待値をしっかり確認し、定期的な対話を心がけることが重要です。

男尊女卑の価値観が当たり前の環境で生きている男性

地方や特定の業界では、まだまだ伝統的な価値観が強く残っています。「まともな人ほど結婚しない」という考え方自体が受け入れられない環境もあるのです。

心理士:坂口

例えば、地元大好き中卒・高卒のマイルドヤンキー

ある建設会社で働く40代のクライアントはこう打ち明けました。「うちの業界では、35歳を過ぎても結婚していないと、まともに仕事を任せてもらえません。取引先との付き合いでも、既婚者であることが信用の証となるのです。実際、独身の先輩は、能力があるのに重要案件から外されています」

このように、社会的プレッシャーが強い環境では、結婚が生き残るための必須条件となっているケースも少なくありません。

「家事育児を全部やるので結婚してほしい」と女性に思わせる男性

芸術家やミュージシャンなど、創作活動に携わる男性の中には、独特の魅力で女性を惹きつける人たちがいます。「まともな人ほど結婚しない」時代に、彼らはむしろその個性的な生き方で、パートナーを見つけているのです。

心理士:坂口

突き抜けた「何か」を持つ男性

あるミュージシャンのクライアントは、こんな体験を語ってくれました。「僕の不規則な生活や、収入の不安定さを理解してくれる人はなかなかいませんでした。でも今の妻は、僕の音楽への情熱を誰よりも理解してくれて、『あなたは音楽に集中して』と言ってくれるんです。おかげで、創作活動に打ち込めています」

もちろん家事も育児もしません。

本当に大好きな相手と巡り合った男性

最後に、最も純粋な理由で結婚を選ぶケース。社会の風潮や「まともな人ほど結婚しない」という考え方に関係なく、純粋に相手との人生を歩みたいと考える男性たちです。

心理士:坂口

ホントはこれが一番良いよね

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私が相談を受けた企業研究者は、こう語りました。「正直、結婚制度自体には懐疑的でした。でも、彼女と出会って考えが変わりました。価値観が合い、互いの仕事を尊重し合える。結婚という形で、この関係を確かなものにしたいと思ったんです」

このように、本当の意味での相性の良さと深い信頼関係があれば、結婚という選択は自然な流れとなります。ただし、これは決して焦って見つけられるものではありません。

結婚を選ぶ理由は、時代とともに多様化しています。大切なのは、自分自身の価値観や人生設計としっかり向き合い、納得のいく選択をすることです。


男性にとって結婚のメリットとは?~得がなければまともな人ほど結婚しない

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「最近の若い男性は結婚に消極的だ」という声をよく聞きますが、実は単純にそうとは言えません。確かにまともな人ほど結婚しないという傾向は見られますが、それは慎重に考えているからこそ。

心理士:坂口

結婚で得するパターンもあるのだ

実は見過ごされがちな結婚のメリットについて、じっくりと解説しましょう。独身の方も、カップルの方も、ぜひ最後までお付き合いください。

妻は共働きで同レベルの収入がある(経済的な安定)

「まともな人ほど結婚しない」という言葉の背景には、実は深刻な経済的考察があります。日本の初任給は20年前と大差はない。私の相談室にも、年収400万円台の30代男性が「このご時世、一人で家族を養っていく自信がない」と悩みを打ち明けることが増えています。

ただし、これは共働きという選択肢で状況が大きく変わります。例えば先日、相談に来られた34歳のIT企業勤務の男性。彼は当初、結婚に後ろ向きでした。しかし、同じく専門職として働く彼女との具体的な人生設計を立てていく中で、二人の収入を合わせれば十分な経済基盤になることに気付いたのです。

「二人で月70万円の収入があれば、都内でもマイホームを持って子育てができる」。この発見は、彼の結婚への不安を大きく解消させました。実際、夫婦共働きの場合、家計の安定性は格段に上がります。住宅ローンの返済、将来の教育費、老後の資金など、二人で計画を立てることで、人生の大きな支出にも対応しやすくなるのです。

どうしても子供が欲しい(男性は自分で産めない)

世の中では「まともな人ほど結婚しない時代」と言われていますが、子供を持ちたいという願望は、少なくない男性の心の奥底に根強く存在します。先日も、42歳の経営者の男性がこんな相談をしてきました。

「仕事は順調で、趣味も充実しています。でも最近、電車で子供連れの家族を見かけると、何とも言えない気持ちになるんです」

これは珍しい例ではありません。独身を貫いている男性の中にも、実は子供を持ちたいという願望を持っている人はいるのです。でも生物学的な事実として、男性だけでは子供を持つことができません。逆立ちしたって自分で産めない。この単純な事実が、ある年齢を超えた男性たちの心に、静かな揺らぎをもたらすことがあります。

確かに子育ては大変です。しかし、自分の遺伝子を次世代に伝えていくという人としての本能的な欲求は、年齢とともに強まっていく傾向にあります。

精神的なサポートをしてもらえる

まともな人ほど結婚しないと言われる中、意外と見落とされがちなのが精神的なサポートの価値です。私の経験では、特に40代以降の男性から、この点について考えさせられる話をよく聞きます。

先日も、48歳の企業役員の方がこう語っていました。「独身時代は、仕事の悩みを誰にも相談できませんでした。でも結婚後は、妻が私の話に耳を傾けてくれる。それだけで心が軽くなるんです」

実際、生涯独身を通した知人の多くが、年齢を重ねるにつれて「誰かに心の内を話したい」という願望を漏らすようになります。仕事での挫折、将来への不安、親の介護問題など、人生には一人では抱えきれない問題が次々と現れるものです。

大好きな妻を守りたい(経済的にも精神的にも)

「まともな人ほど結婚しない」という考えに異を唱えたくなる瞬間が、実はここにあります。20年以上連れ添ったベテラン夫婦の話を聞くと、そこには素晴らしい化学変化が起きています。

例えば、54歳の商社マンはこう語ってくれました。「妻を守りたいという気持ちが、私を成長させてくれました。以前の自分は、自分のことで精一杯でした。でも、妻との生活を通じて、誰かのために頑張れる人間になれたと思います」

これは決して珍しいケースではありません。大切な人を守りたいという気持ちは、男性に驚くべき力を与えることがあります。その結果、キャリアが向上し、収入が増えるというケースも少なくないのです。

妻が大黒柱で稼ぎ自分は専業主夫になる

現代では、まともな人ほど結婚しないという固定観念を覆す新しい選択肢も登場しています。私の相談室には、従来の性別役割分担にとらわれない、画期的な人生設計を選んだカップルも訪れます。

まともな人ほど結婚しないなら、発想を転換したらいいじゃないか!大黒柱は妻でもいいのだよ

ある38歳の元システムエンジニアの男性は、医師である妻のキャリアを支えるため、専業主夫という道を選びました。「最初は周囲の目が気になりました。でも、自分の得意分野である家事育児に専念できる今の生活は、とても充実しています」

実は、収入の高い女性との結婚を選択する男性は増加傾向にあります。従来の『男性が養う』という固定観念から解放されることで、より自由な人生設計が可能になるのです。

このように、結婚のメリットは時代とともに多様化しています。大切なのは、自分たちにとって何が幸せなのかを、じっくりと見極めることでしょう。皆さんも、既存の価値観にとらわれすぎず、自分らしい選択を考えてみてはいかがでしょうか。

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