甘えられるのが好きな男の特徴は？「甘えてほしい」男性心理と頼られると好きになる理由

甘えられるのが好きな男性の特徴って、実は想像以上に奥が深いんです。純粋に大好きだから…というパターンは一部に過ぎず、「強くなければ」「男らしくなければ」と思い込んでいる男性こそ、実はその裏返しで彼女から甘えられたいと思っている。支配欲の現れって場合もある。

甘えさせてくれる彼氏と付き合いたいです。だけど今までの元彼は甘えたい勢ばかりでした。男は頼られると弱いと聞いたのでやってみたけど、「めんどくせー」と言われただけでした。ダル。甘えてほしいって言う男性の心理も知りたいです。

20代女性のお悩み

そこで今回は、甘えられるのが好きな男性の特徴や本音、そして「甘えてほしい」男性心理について解説。僕がカウンセリングで向き合ったエピソードも紹介します！

甘えられるのが好きな男の特徴は？～コントロール欲もある…

恋愛において「甘え」というのは、とても重要なコミュニケーション手段の一つです。そして実際、甘えられるのが好きな男性はそれなりに存在します。

ただしその理由は人それぞれ。愛情表現を下敷きにした「甘えてほしい」男性心理ならよいが、支配欲の表れとして要注意な場合もあるから難しい。そこでここではまず、甘えられるのが好きな男性の特徴を解説します。

相手の笑顔が見たいだけ…尽くし系の男性

甘えられるのが好きな男性の特徴で最も理想的なのは、純粋に相手の幸せを願うタイプです。この手の男性は、恋人の些細な仕草や表情の変化にも敏感に反応する。例えば、仕事で疲れて帰ってきた恋人が「今日はちょっと頭ポンポンして…」と甘えてきたら、心から嬉しく感じるはずです。

「先週、彼女が仕事のプレゼンで緊張していたんです。そしたら当日の朝、『おはよ、頑張ってきてね』って送ったLINEに『実は昨日から緊張で眠れなかったの…でも今の言葉ですごく安心した』って返信が来て。そんな風に頼ってもらえることが、僕にとっては何よりの幸せなんです」

こんな風に、相手の心の機微に寄り添える男性は、恋人との関係性も自然と良好になっていきます。スキンシップも積極的で、抱きしめたり頭を撫でたりするのが好きな傾向です。

そして愛情表現が上手なため、恋人も安心して甘えられる雰囲気を作り出すことができます。

恋愛に依存傾向のある男性

その一方で、甘えられるのが好きな男性で注意が必要なのは、恋愛に依存傾向の強い男性です。このタイプは、必要以上に恋人からの甘えを求めてきます。

「友達と会う時も『寂しいから、30分おきにLINEして』と言ってきたり」
「『僕がいないと生きていけないでしょ？』としつこく確認してきたり」
「些細なことでも『なんで報告しなかったの？』と責めてきたり」

こういった行動の裏には、実は深い自己不安が隠れています。「甘えてほしい」男性心理のこじらせパターン。常に相手の愛情を確認したがる傾向は、仕事でのストレスや過去の失恋トラウマなどが原因の場合も多い。

一見、恋人を大切にしているように見えても、実は自分の不安を埋めるために相手を利用している面もあります。このタイプの男性と付き合う場合は、適度な距離感を保つことが重要です。自分の時間や空間をしっかり確保しないと、互いにストレスが溜まっていく可能性が高いでしょう。

自分は長男で妹がいる男性

長男で妹がいる男性には、特徴的な傾向があります。幼い頃から妹の世話をしてきた経験から、女性の気持ちへの理解が自然と深いのです。それを元にコミュニケーションを取ろうとするのが、甘えられるのが好きな男性の特徴あるあるです。

「妹が中学生の頃、初めての失恋で泣きじゃくっているのを慰めた経験があって。それ以来、女性が弱みを見せてくれることに、むしろ信頼されている証だと感じるようになりました。だから恋人が甘えてきても、全く抵抗がないんです」

このように、女性の感情の起伏にも寛容で、むしろ甘えられることで相手との絆を感じられる傾向があります。素直な気持ちの表現を歓迎し、恋人の些細なわがままも「可愛いな」と受け止められるはずです。

ただしこの傾向が強すぎるのは考えものです。ブラコン…あるいは妹専になっている。「妹のように可愛がりたい」という気持ちが強すぎると、恋人を「異性」として見る視点が薄れてしまう可能性もあります。

早くに親を亡くした男性

人生早くに両親、特に母親との別れを経験した男性の中には、彼女に強い愛着を求める傾向が見られます。それで女性に甘えられるのが好きな男性が爆誕する。

「母を亡くしたのは小学生の頃でした。それ以来、誰かに甘えたい気持ちを抑えてきたんです。でも、今の彼女は僕の気持ちを理解してくれて。彼女が『疲れた』って膝の上に頭を乗せてきた時、『ああ、こんなに信頼されているんだ』って幸せを感じます」

こういった経験を持つ男性は、恋人との関係に特別な意味を見出すことが多いのです。甘えられることで、自分が必要とされている実感を得られ、それが心の安定につながります。「甘えてほしい」男性心理そのもの。

ただし、過度な期待や依存は関係性を壊す原因にもなり得ます。お互いに距離感がバグって闇落ちしないように要注意です。

恋人を支配下に置きたいモラハラ男性

甘えられるのが好きな男性の特徴として、最も警戒が必要なタイプも解説します。このタイプのヤバさは、甘えさせることを通じて相手をコントロールしようとする点です。

この手の男性は、「甘えてほしい」本当の男性心理を巧みに隠しながら、初期段階では、こんな言葉で相手を安心させようとします。

「僕が全部面倒見るから、何も心配しなくていいよ」
「君のことなら何でも聞くよ。頼っていいんだよ」
「仕事辞めても僕が養うから。ずっと一緒にいよう」

しかし恋人として付き合い始めると、態度が変化してきます。

「君を心配してるからこそ、友達との付き合いは控えめにして」
「僕がいなきゃダメなんでしょ？だったら言うことを聞いて」
「甘えたいなら、僕の言う通りにしないと」

このように、徐々に支配的な態度を強めていくのです。最初は優しく受け入れてくれる態度に安心してしまいがちですが、実は計算づくの行動であることも少なくありません。

相手の弱みを握り、精神的な支配を強めていく――。こういったタイプとの関係は、エスカレートすればするほど、抜け出すのが難しくなります。甘えさせてくれる男性なら、彼氏として間違いないってわけではないのです。

「甘えてほしい」男性心理とは？～甘えられるのが好きな男の本音

甘えられるのが好きな男性は、当然メリットがあるからそうしているわけです。物理的に、あるいはメンタル的に心地よい結果が得られる。それが「甘えてほしい」と感じる男性心理なのです。

などと解説しても、なんだか抽象的でわかりにくいですよね。具体的に見ていきましょう。

頼られることで自分の存在価値を確認したい男性心理

男性の多くは、社会や職場で常に「強さ」を求められ続けています。特に管理職となると、弱音を吐くことすら許されない環境にいる方も多いでしょう。そんな中で、女性から素直に甘えられることは、男性にとって大きな心の安らぎとなるものなんです。

ある40代の経営者の方は、こんな経験を話してくれました。「会社では常に決断を迫られ、誰も頼れない立場です。でも、家に帰ると妻が『今日の夕飯、何がいい？』って聞いてくれるんです。そんな何気ない相談にすら、心が温かくなる。自分が必要とされていることを実感できて、明日への活力になります」

また、システムエンジニアの方からは「プロジェクトの責任者として、常にチームを引っ張っていかなければならない。でも彼女が『パソコンの調子が悪いの』と頼ってくると、不思議と疲れが吹き飛ぶんです。単純な作業なのに、笑顔で『ありがとう』と言われるだけで、こんなに嬉しいものなんですね」と。

甘えられるのが好きな男性の本音です。

好きすぎて狂いそうな男性心理

甘えられるのが好きな男性の心の奥には、とても純粋で熱い想いが秘められています。相手のことが大好きで、もっと近くに感じていたい。その気持ちが、時として「甘えてほしい」男性心理となって表れるんです。

30代の営業マンは、こんな体験を語ってくれました。「出張が多い仕事柄、彼女となかなか会えない日々が続きます。そんな時、『寂しいよ』『早く会いたい』というLINEが来ると、胸が締め付けられそうになる。もっと甘えてほしいし、甘えさせてあげたい。そんな気持ちで一杯になります」

また、会計士として活躍する方からは「数字と向き合う毎日で、時として人との触れ合いに飢えることもある。そんな時、彼女が仕事の愚痴を言いながら寄りかかってくるだけで、心が満たされていく。この人のためなら、どんなことでもしてあげたいと思えるんです」なんて話もありました。

ひとりで何もできない女性を「可愛い」と感じる男性心理

甘えられるのが好きな男性の特徴として、相手の「できない」部分に強く惹かれる傾向があります。これは決してマイナスな感情ではなく、むしろ相手をより身近に感じ、大切にしたいという気持ちの表れなんです。

ある美容師の男性は、こう語ってくれました。「彼女は料理が苦手で、包丁さえ上手く使えない。でも、そんな彼女が『教えて』って言いながら、おそるおそる野菜を切る姿に胸がキュンとする。不器用なところも含めて、全部愛おしく感じるんです」

IT企業で働く方からは「彼女はパソコンが本当に苦手で、プリンターの設定すらできない。でも、困った顔で『助けて』って言ってくる姿が愛らしくて。そんな風に頼ってくれることが、実は幸せだったりするんです」という経験談もありました。「甘えてほしい」男性心理の発露です。

彼女を支配したいから「甘えてほしい」男性心理

ここで重要な注意点として、甘えられることと支配欲は、しっかり区別する必要があります。カップル間の関係性での「甘え」は、あくまでも相手の自由な意思によるものであるべきです。

カウンセリングの現場では、こんな相談も少なくありません。「彼氏が『もっと甘えてよ』と言うけど、実は私の行動を制限したがっているように感じる」「友達との付き合いも『寂しいから』と制限される」。これは、甘えという名の支配であり、ちょっと不健康な関係だ。

大切なのは、お互いの個性と自由を尊重しながら、自然な形で甘えを表現できる関係性を築くこと。支配的な「甘え」の要求は、必ず関係性を壊してしまうものです。甘えられるのが好きな男性には耳の痛い話です。

甘えられることで相手の愛情を感じたい

多くの男性は、パートナーからの自然な甘えを通じて、信頼関係や愛情を確認したいという気持ちを持っています。これは決して依存的な感情ではなく、より深い絆を求める気持ちの表れなんです。

ある教師の方は、こんな体験を話してくれました。「授業で疲れて帰った日、彼女が黙ってお茶を入れてくれて、そのまま膝枕をしてくれた。何も言葉を交わさなくても、お互いを思いやる気持ちが伝わってきて。そんな時間が、かけがえのない宝物になっています」

また、建築家として活躍する男性からは「図面と向き合う毎日で、時として心が疲れ切ることもある。そんな時、彼女が『今日は大変だったでしょ』って肩をもんでくれたり、黙って寄り添ってくれたり。そんな何気ない甘えの表現が、心の支えになっているんです」という話もありました。

人は誰しも、愛する人との間で心を許し合える関係性を築きたいと願っています。特に男性は、普段見せることのできない優しさや包容力を、恋人との関係の中で発揮したいという本音があるんです。日々の生活の中で、相手を思いやる気持ちを自然な甘えとして表現できれば、きっとより深い絆で結ばれた関係を築けるはずです。それが甘えられるのが好きな男性の本音です。

男性は女性に頼られると好きになる理由5選～甘えられるのが好きな男の好みの女性とは？

「強くなければならない」「弱音を吐いてはいけない」そんなプレッシャーの中で生きている現代の男性たち。自分がうまくやっている…と信じるために、手っ取り早いのは女性から頼られることです。だから、甘えられるのが好きな男性が爆誕するわけですね。

先日も、ある男性クライアントがこんな告白をしてくれました。「僕って、仕事では常に完璧を求められて、毎日がストレスなんです。でも、彼女が『今日はちょっと心配で…』って頼ってくれた時、『よし、俺が何とかしよう！』って、不思議と元気が湧いてくるんですよね」

つまり女性に甘えられることで、男性は自分の存在価値を再確認できる。それこそが、「甘えてほしい」男性心理です。では具体的にどんなタイプの女性に、男性は心を開いていくのでしょうか？

小さなミスで動揺する女性（簡単なフォローで喜ぶから可愛い）

甘えられるのが好きな男性は、必ずしも身を投げ打って女性を助けたいと思ってはいません。その場合はチョロいフォローで好反応な女性が好みです。「甘えてほしい」男性心理は高尚ではない。

「先日、あるカップルのカウンセリングで印象的な場面がありました」。彼女が予約したレストランを間違えてしまい、かなり落ち込んでいたんです。でも、彼氏さんが「こういう偶然も楽しいじゃない。この近くの美味しいお店知ってるよ」と声をかけると、彼女の表情がパッと明るくなった。

後日、その彼氏さんはこう語ってくれました。「彼女が小さなことで慌てる姿って、本当に愛おしいんです。『大丈夫だよ』って一言声をかけるだけで、あんなに喜んでくれる。それって、僕にとってすごく幸せなことなんです」なんだそれ。

ただし些細なミスは愛らしく見えても、同じミスを何度も繰り返すのは考えものです。例えば、毎回待ち合わせに遅刻する、約束をすっぽかすなどは、甘え以上の問題になってきます。

感情的に非合理的な判断をする女性（理詰めで反論できず可愛い）

20代後半のカップルの相談で、こんな場面がありました。台風が近づいているのに、彼女が「私が外に出ると台風は逸れるの！いつもそうなの！」と主張したんです。普段は論理的な彼女のその発言に、彼氏さんは思わず笑みがこぼれていました。

「彼女の『こういう時だけ非合理的になる』ところが本当に可愛いんです」と、その彼氏さんは話してくれました。「いくら理論で説明しても『私にはそういう力があるの！』って言われると、もう反論する気も失せちゃって（笑）。結局『じゃあ、万が一のために傘持っていこうか』って言うしかないんですよね」甘えられるのが好きな男性、高みの見物。

このように、時々見せる非合理的な一面が、男性の保護欲を刺激するんです。「甘えてほしい」男性心理あるあるです。

コミュニケーション能力が高い女性（わきまえて甘えてくれる）

ある30代の女性クライアントは、見事な直感力の持ち主でした。彼氏の様子がいつもと違うと感じたら、さりげなく「今日はゆっくり休んでね」と距離を置く。逆に、彼が上機嫌な時は「実は私も疲れちゃって…」と甘えてみる。

「彼女は僕の状態を完璧に見抜くんです」と、その彼氏さんは語ります。「仕事で大きなプロジェクトを抱えている時は、必要以上に干渉せず見守ってくれる。でも、プロジェクトが終わった瞬間に『おめでとう！実は私、ずっと心配だったんだ』って抱きついてくる。そんな彼女の気遣いに、どんどん惹かれていきました」

このように相手の心理状態を見極めながら、適切なタイミングで甘えられる女性には、自然と愛情表現も増えていくものです。甘えられるのが好きな男性は、この手の女性にコロリと落ちる。

元彼がモラハラクズ男だった女性（嬉しいと感じる基準が低くて可愛い）

これは、ある意味デリケートな話題。過去に酷い経験をした女性が何気ない優しさに心から喜んでくれる瞬間は、男性の心を強く揺さぶるものなんです。

最近、こんなケースがありました。約束の時間に5分遅れた彼氏に、彼女が満面の笑みで「全然大丈夫！待ってる間、素敵な音楽が流れてて楽しかったの」と答えたそうです。

その彼氏さんは後日、こう語ってくれました。「彼女の前の彼氏は、1分でも遅刻すると怒鳴りちらしていたそうです。だから彼女のその反応に、最初は驚きました。でも、そんな些細なことで本当に喜んでくれる彼女を見ていると、もっと大切にしてあげたいって思うんです」

甘えられるのが好きな男性は、弱っている女性を見ると放っておけません。

感情表現が素直で小さなことでも傷つく女性（守ってあげたい）

印象的だったのは、ある20代後半のカップル。彼女が「今日、電車でおじさんに肩がぶつかって、怖くて泣きそうになっちゃった…」と素直に打ち明けたそうです。すると彼氏さんは「次からは、僕が必ず迎えに行くから」と即答したとか。

「彼女って、本当に正直なんです」とその彼氏さんは話します。「コンビニの店員さんの対応が冷たかっただけで落ち込んじゃったり、道で転んで膝をすりむいただけで涙目になったり。でも、その度に『大丈夫？』って声をかけると、すぐに笑顔になる。そんな彼女を見てると、もっと強く守ってあげたくなるんです」

ただし、これにも重要なバランスがあります。感情表現は素直でいいのですが、あまりにも頻繁だと疲れてしまう男性も多いはずです。「甘えてほしい」男性心理は勝手だな。

25年のカウンセラー経験から言えるのは、こういった特徴を持つ女性に対して、男性は自然と保護者的な感情を抱きやすいということです。でも、これは演技でやろうとしても絶対に上手くいきません。なぜなら、男性は意外と敏感で、作られた甘えには心を開かないからです。

女性に甘えてほしい男性心理を刺激する魔法の言葉と甘え方のコツ

僕は恋愛カウンセリングを長年続けてきた経験から、多くの男性が女性からの自然な甘えを求めていることに気づきました。でも実際には甘えられるのが好きな男性の特徴をよく理解している女性は、驚くほど少ないのです。

ここでは、甘えてほしいと感じる男性心理を理解して、その気持ちに寄り添える関係づくりのコツを解説します。

男性にとって簡単に解決できることから頼る

男性は、自分の存在価値を認められることで、相手をより大切に思うようになります。先日、こんな相談がありました。「彼に甘えたいけど、どうやって甘えればいいかわからない」という28歳のOLさん。実は彼女、仕事ができる自立した女性で、普段から何でも自分でこなしていたのです。

そこでアドバイスしたのが、「まずは彼が得意な分野で助けを求めてみましょう」ということ。甘えられるのが好きな男性にはこんなアプローチが刺さります。

• パソコンの調子が悪いときに「これ、どうしたらいいのかな…」と相談する
• 新しい家具の組み立てを手伝ってもらう
• スマートフォンの設定で困ったふりをする
• 重い荷物があるときに「これ、持ってくれない？」と声をかける

すると彼女、次回の来談で驚くべき変化を報告してくれました。「パソコンの調子が悪いって相談したら、彼すごく嬉しそうに教えてくれて。それ以来、困ったことがあると『俺に任せて』って言ってくれるようになりました」

ただし、あまりにも簡単なことばかり頼るのは逆効果です。男性が「自分の力が必要とされている」と実感できる場面を選んで甘えることが大切です。

「ありがとう」をこまめに伝える

甘えてほしいと感じる男性心理の根底には、「必要とされたい」という気持ちがあります。ある40代の男性会社員はこう語っています。「妻からの『ありがとう』の一言で、一日の疲れが吹き飛びます。特に、具体的に何が良かったのかを言ってもらえると、もっと頑張ろうって思えるんです」

甘えられるのが好きな男性へ効果的な「ありがとう」の伝え方はこんな感じです。

• 「重い荷物を持ってくれて、すごく助かったよ。やっぱり頼りになるね」
• 「この前の提案、すごくいいアイデアだった。あなたに相談して正解だったな」
• 「車の運転、いつも安全運転で安心できる。すごくありがたいな」
• 「困ったときにすぐに来てくれて、本当に心強いよ」

感謝の言葉は、甘えられるのが好きな男性の心を温かくします。でも、形式的な「ありがとう」では効果は半減。具体的に何が嬉しかったのかを添えることで、より深い絆が生まれます。

「会ったとき、いっぱいぎゅっとしてね」（イチャイチャしたいアピール）

スキンシップは、甘えられるのが好きな男性の特徴を最も刺激する要素の一つです。ある30代のカップルのケースが印象的でした。彼女は人前でのスキンシップが苦手で、彼氏との関係が冷めていくのを感じていたそうです。

そこで提案したのが、プライベートな空間での段階的なアプローチ。

この手順を実践した結果、彼氏の方から「最近の彼女の甘え方がすごく可愛い」と喜んでくれたそうです。

スキンシップは、甘えてほしいと感じる男性心理を満たす重要な要素です。ただし、いきなり強引なアプローチは避けたほうが無難です。まずは軽いボディタッチから始めて、相手の反応を見ながら徐々に親密度を上げていくのがコツです。

「ついつい甘えちゃう…迷惑だったら言ってね？」

男性は、女性からの素直な甘えに弱いものです。20代後半のカップルのカウンセリングでこんなエピソードがありました。彼女が風邪をひいたとき、「迷惑かもだけど…今日だけ看病してくれないかな」と遠慮がちに頼んだところ、彼氏が仕事を早めに切り上げて駆けつけてくれたそうです。

そんな甘えられるのが好きな男性への魔法の言葉はこうです。

• 「今日は疲れちゃって…少し甘えてもいい？」
• 「こんなわがまま言っちゃってごめんね。でも、あなたが側にいてくれると安心するの」
• 「私、独り占めしたくなっちゃうけど…我慢する！」
• 「あなたの優しさに甘えすぎちゃうかも…でも嬉しいの」

でも、ただ甘えるだけでなく、相手への気遣いも忘れずに。「迷惑かな…」と少し遠慮がちに甘える姿は、男性の心をより強く揺さぶります。

「ねえねえ」男性の肘を引っ張って声をかける

さりげない身体的な接触は、関係性を深める効果的な方法です。ある30代前半のカップルは、このアプローチで関係が一気に進展しました。彼女が買い物中に「ねえねえ」と彼の腕を軽く引っ張りながら商品を指さすようになってから、彼の態度が積極的に変わったそうです。

• ショッピングモールで気になる商品を見つけたとき
• カフェでメニューを見ながら相談するとき
• 街中で興味を引くものを見つけたとき
• 映画や本の感想を語りたいとき

この行動には、「あなたに注目してほしい」「あなたとコミュニケーションを取りたい」という気持ちが自然に表現されています。甘えられるのが好きな男性の「甘えてほしい」男性心理を直撃し、まさにラブ注入です。

甘えられるのが好きな彼氏と付き合いたい！甘えさせてくれる男性の見分け方は？

僕は恋愛関係に強いカウンセラーですが、最近特に増えているのが「甘えさせてくれる彼氏が欲しい」という願望。でも、どんな男性を選べばいいのか分からない、という声をよく耳にします。

ここでは私の経験をもとに、そんな方々のために甘えられるのが好きな男性の特徴を踏まえて、その見分け方について解説していきます。

職場のトラブルに冷静に対応している

甘えさせてくれる男性の大きな特徴の一つが、職場でのトラブル対応の仕方に表れます。例えば、同僚間の意見の衝突が起きた時に、感情的になることなく状況を整理して解決に導ける人。そういう男性は、相手の立場に立って物事を考えられる余裕があります。

この冷静さは、恋人関係でも同じように発揮されます。あなたが悩みを抱えている時も、まずはじっくりと話を聞いて、的確なアドバイスをくれるはずです。「今日は疲れているの…」という甘えにも、優しく受け止めてくれる傾向があります。

感情の起伏が少ない（大らか）

私の相談者の中で、最も幸せな恋愛をしている方々に共通しているのが、感情の起伏が少ない大らかな男性をパートナーに選んでいることです。こういう男性は、相手の弱みや甘えを受け入れる器の大きさを持っています。それが甘えられるのが好きな男性だ。

ストレス社会の中で、時には仕事で疲れて甘えたくなることもあるでしょう。そんな時、「大丈夫だよ、ゆっくり休んで」と包み込んでくれる存在がいれば、どれだけ心強いことでしょう。愛情表現も自然で、わがままも適度に受け入れてくれる、そんな安心感のある関係を築けます。

聞き上手で人の話をさえぎらない

コミュニケーションの質は、恋愛関係の成功を左右する重要な要素です。特に、相手の話を最後まで聞ける男性は、甘えられるのが好きな傾向にあります。なぜなら、相手の感情や考えを理解しようとする姿勢が自然と身についているからです。

話を遮ることなく、うなずきながら聞いてくれる。そして適切なタイミングで的確な返事をする。こういった特徴がある男性は、あなたの甘えも上手に受け止められる素質を持っています。

経済的に余裕がある

実は、経済的な余裕は甘えを受け入れる余裕と密接に関係しています。これは必ずしもお金持ちという意味ではありません。計画的に貯金をしたり、無駄遣いを避けたりと堅実な金銭管理ができる人のことです。甘えられるのが好きな男性は金がないと女性を繋ぎ留められないと理解しています。

このような男性は、生活の基盤がしっかりしているため、精神的にも余裕があります。そのため、パートナーの甘えを受け止める余裕も自然と生まれてくるのです。デートの計画を立てるのが上手だったり、誕生日のプレゼントを早めに準備したりする傾向もあります。

スキンシップが好き

スキンシップを自然に取れる男性は、甘えられるのが好きな特徴を持っています。例えば、歩いている時に自然と手を繋ごうとしたり、映画を見ながら肩を抱いてくれたり。こういった何気ない愛情表現ができる人は、甘えを受け入れる素質があります。

ただし、度を超えたスキンシップは要注意です。大切なのは、あくまでも自然な流れの中での触れ合い。相手の気持ちを考えながら、適度な距離感を保てる人であれば、きっと理想的な甘え方を受け入れてくれるはずです。

いかがでしたか？甘えられるのが好きな男性を見つけるポイントについて、お分かりいただけましたでしょうか。こういった特徴を持つ男性は、きっとあなたの気持ちに寄り添ってくれる素敵な彼氏、あるいは無限サイフになってくれるはずです。